高樹沙耶さん(2016年撮影)

大麻合法化を訴え続けている元女優の高樹沙耶さん(61)が、24日までにX(旧ツイッター)を更新。大麻に関するラップを披露したラッパー呂布カルマ(41)に対する批判の声に疑問を呈した。

呂布は、18日に「JNKMN(ジャンメン)」の名前で活動するラッパー天内大二容疑者(40)がSNSで薬物所持を助長する投稿をしたとして麻薬特例法違反(薬物犯罪唆し)の疑いで逮捕されたことについて、「こんなんどこまで遡って逮捕出来るんだろう?」と疑問を投げかけ、「俺も含めてだけどラッパー達幾らでもアウトな発言あるんじゃないのかな?」と懸念。

そして同日開催のラップバトルイベントに出場すると、「ジャンメン捕まっちゃったよ なんでやねん 信じられねぇ マリフアナやれ これで俺を捕まえられるなら捕まえてみろや。お前らにそそのかしてるぜ マイク握れ マリフアナ吸え」と挑発し、会場を盛り上げていた。

イベントの模様はYouTubeチャンネルでも公開され、呂布のラップが話題に。SNS上では呂布を称えるコメントも多数あがったが、一方で「ラッパーという仕事上しょうがないが41歳がイキって挑発するのは冷静に見てダサいなまあ一番ヤバいのはそれに共感してる奴らなんだが」「自分で大麻吸いながら言ったんならかっこいいと思うけど、客にやれって言うだけで『俺を逮捕してみろ』はメチャダサい」「良い年して完全に中二病だなこりゃ(笑)名前と顔がバカ丸出しですわ」などといった批判コメントも散見された。

高樹さんは、呂布に対する批判コメントを紹介した記事を引用。「批判してる人ラップに何求めてるわけ」と疑問を投げかけた。

高樹さんは17年4月に大麻取締法違反(所持)で懲役1年、執行猶予3年の判決を受けた。21日の投稿では、自著「大麻と私」の発売を告知し、「医療大麻を合法化しようと選挙に出た 逮捕されてワイドショーやさまざまなメディアで散々偏向報道をされた 大麻を使用するダメな人というイメージに染められてしまった。時が過ぎ心が少し落ちいた 私が伝えたかったこと書き留めました なぜそんなに大麻にこだわったのか」と説明した。

情報提供元: 日刊スポーツ_芸能
記事名:「 過去に大麻逮捕の元女優、“大麻そそのかしラップ”呂布カルマへの批判に疑問