デュエット曲「モナムール・モナミ」の発売記念イベントを行った水森かおり(右)と原田龍二

歌手水森かおり(51)と原田龍二(53)が23日、神奈川・小田原市の小田原ダイナシティで、この日発売のデュエット曲「モナムール・モナミ~愛しい人よ~」の発売記念イベントを行った。今年3月、名古屋・御園座の舞台「水戸黄門」で初共演をして意気投合した2人がデュエットをすることになった。

イベント後に2人は取材に応じた。

水森が「ここ数年は新曲の発売をこの小田原ダイナシティで始めています。今日も良いスタートが切れてうれしい」。原田は「水森さんとファンの触れ合いを見ていると、いかに水森さんがファンに愛されているのかが分かる。1人1人のファンのことを事細かに覚えているんです。その姿勢に感動しました」。

この日はファンを前にしての2回目の歌唱だった。 水森は「原田さんが歌詞を間違えて…。それから顔を見て歌えなくなりました。ずっとマイクを見ていた」といじると、原田は「男女がデュエットをするのを見ることはあっても、自分でするのはあまりない。特殊な瞬間だなと。不思議な時間なんです」と反省しながら弁明した。

歌唱しながら、原田が水森の背中越しに抱擁するセクシーシーンもある。

原田が「最近やっと慣れました」と言えば、水森も「最初はめちゃくちゃ恥ずかしかったけど慣れてきました」と続いた。

お互いの印象については水森が「ただ格好を付けた嫌なやつでした」。原田が「ひどいでしょう」と訴えると「これだけイケメンなので、絶対に性根が悪いだろうなと」。原田が「偏見がはなはだしい」と苦笑いするやりとりもあった。

「モナムール・モナミ~愛しい人よ~」は、もう恋愛はこりごりという男性の思いを歌詞にした。19年に不倫を報じられた原田は「原田龍二をふまえて作詞していただいた。僕だからこそ説得力がある」と自身をネタにしながら失笑。これに水森が「経験を無駄にしませんね。さすがです」といじって「風化をさせるとまた始まっちゃう。私がチェックをしているからね」。

夫婦漫才のようなやりとりで仲の良さを感じさせた。11月8日から御園座で再び舞台「水戸黄門」で共演する。

情報提供元: 日刊スポーツ_芸能
記事名:「 水森かおり、原田龍二の古傷をいじり倒す「私がチェックしている」