遠藤憲一(2024年10月撮影)

俳優遠藤憲一(63)主演のテレビ朝日系ドラマ「民王R」(火曜午後9時)の初回拡大スペシャルが22日に放送され、平均世帯視聴率が7・8%(関東地区)だったことが23日、ビデオリサーチの調べで分かった。平均個人視聴率は4・5%だった。

同作は人気作家池井戸潤さんの小説が原案。15年に同局が初映像化し、9年振りの「Return(リターン=再来)」となる。前作は遠藤演じる現職総理大臣の武藤泰山とおバカな息子、翔(菅田将暉)の心と体が入れ替わるという、前代未聞の大珍事を描いた。今作でも再び総理大臣の座に就くが、入れ替わりの対象は全国民。毎回、総理大臣が国民の誰かと“Random”に入れ替わる奇想天外なストーリーとなる。新キャストでなにわ男子大橋和也(27)あの、山時聡真(19)が登場する。

◆初回拡大スペシャルののあらすじ

9年前に内閣総理大臣を務めながらも、今では政治家人生の引退を間近に控えている武藤泰山。サウナ議連、すし議連、デザート議連など、のんびりした議員生活を送っていたが、民政党最大派閥を率いる二木正一(岸部一徳)から連絡が入る。

支持率が史上最低の5%を記録し、後に控える候補者たちも失言、裏金、女性問題と、不祥事のオンパレード。結党以来の窮地に立たされた民政党を救うべく、泰山は再び総理大臣の座に就くよう命じらる。

1度は断るものの、二木の説得により、「とりあえず」引き受ける。再び官房長官の座に就けることを喜ぶ狩屋孝司(金田明夫)だった。

書生の田中丸一郎太(大橋和也)とともに新たな公設第一秘書を探す泰山のもとに、前任秘書・貝原茂平の推薦という冴島優佳(あの)がやってくる。成田育英財団出身の優秀な人材だという優佳は、さっそく武藤内閣の閣僚案を提案。政治のしがらみにとらわれない斬新な案に目を見張る泰山だったが、結局閣僚人事は二木の意向を反映したものにせざるを得なかった。

翌日、政治評論家の蓮沼清彦(満島真之介)らとテレビの生放送に臨んでいた泰山だったが途中激しい頭痛に襲われ、意識を失ってしまう。そして目覚めた泰山は、再び入れ替わりの事態に見舞われたことに気気付く。

そこに現れた警視庁公安部の新田理(山内圭哉)と猫田マモル(山時聡真)により、今回の入れ替わりが某国のハッキングによるものであることを知らされるのだった。

情報提供元: 日刊スポーツ_芸能
記事名:「 遠藤憲一「民王R」第1話7・8% エンケンワールド全開!?再び“入れ替わり”見舞われる泰山