洞口依子(2009年10月撮影)

女優の洞口依子(59)が22日、X(旧ツイッター)を更新。10年近く悩まされているという皮膚と内臓の疾患について公表した。

エミー賞で作品賞などを最多18賞を受賞した、真田広之(63)が製作、主演した「SHOGUN 将軍」(ディズニープラス)で虎永の正室・桐の方を演じたことでも話題の洞口。渋谷・ユーロスペースにて23~27日の5日間で開催される自身のデビュー40周年を記念した映画祭「洞口依子映画祭パート2」に向け、現在は宣伝や準備に追われている。

そうした中、「病院に行きたいので行ってもいいですか?」と切り出し、「もう体が悲鳴をあげているので一度処方が必要。それと足が浮腫んでリハビリも行けてないですがリハビリも行ってもいいでしょうか?手を休めてしまうので作業が停滞遅延してしまいますが、様々にお待たせしている皆様へはご理解いただきたく存じます」と投稿した。

それから数時間後のポストで「saphoと掌蹠膿疱症による皮膚と内臓疾患でした」と報告。「SAPHO症候群」とは滑膜炎(S)、湿疹(A)、膿疱(P)、骨化症(H)、骨髄炎(O)の頭文字をとった、原因不明の症候群。骨や関節への痛みや腫れ、手のひらや足の裏に水疱や膿疱ができるとされる。洞口は「10年近く向き合っていますが薬飲んで対処。扁桃腺オペには中々踏み切れず」と説明しつつ、「生きているってつまりそういう事。だから辛くない。生きている事をありがたく機嫌良く過ごしたい。みんなと今回の映画祭を通じて愉しみたい」と気丈につづっている。

洞口は2019年にテレビ番組で「リンパ浮腫」を発症して闘病していることを明かし、昨年4月にも体調を崩し入院。点滴治療などを受け退院した際にはXに「退院しました。血液培養検査も陰性。数値も基準値入り。抗生剤投与は続きますが自宅療養しつつ仕事もゆるり復帰します。秋の新作映画公開のお知らせもあり福々しいうりずんの頃であります」と、笑顔の写真を投稿していた。

情報提供元: 日刊スポーツ_芸能
記事名:「 洞口依子、10年以上向き合う疾患を公表「生きている事をありがたく…」