ワールドプレミアに登場した竹内涼真(撮影・足立雅史)

竹内涼真(31)が21日、都内で行われた主演のAmazonオリジナルドラマ最新作「龍が如く Beyond the Game」(武正晴監督。25日から配信、全6話)世界独占配信記念ワールドプレミアに登壇。「リスクを取ってチャレンジしないとサプライズは起きない」とプライムビデオ最大規模の240の国や地域で30以上の言語で世界独占、同時配信されることへ覚悟を示した。

セガの大ヒットゲーム「龍が如く」シリーズを基にオリジナル脚本で制作。歓楽街の神室町を舞台に地下格闘で無類の強さを誇った“堂島の龍”に憧れた竹内演じる桐生一馬が、ヤクザ社会で生き抜いていく姿を描いた。当初、企画は米国の脚本家から持ち上がったが、武正晴監督(57)は銃社会の米国とは違う日本のリアルを盛り込みつつ、米国人が面白いと感じた部分を生かすべく、日本のスタッフと脚本を練り上げた。

その作品に、竹内は全てをささげた。95年の若き日と、刑務所に10年収監され出所した05年の桐生を演じ分けるため、唐沢寿明(61)が「すごい大胸筋だけど、かわいそうなくらいささ身を食べ、やせていた」と語るほどの肉体改造を敢行。地下格闘の場面はノースタントで挑み、賀来賢人(35)も「生きて帰ってこいと思った」と振り返った。

世界配信に向け英語でのあいさつも求められ、竹内は苦戦する場面もあったが「I’m Kiryu」と絶叫。河合優実(23)が流ちょうな英語を披露すると「ナイス」と座長として声をかけた。そして「気合入れて魂込めて、命がけで作りました。世界の人に楽しんでいただきたい」と叫んだ。【村上幸将】

◆「龍が如く Beyond the Game」 児童養護施設「ひまわり」で育った桐生一馬(竹内涼真)、錦山彰(賀来賢人)とミホ(中山ひなの)兄妹、澤村由美(河合優実)は、新しい世界へ飛び出そうとゲームセンター襲撃事件を起こす。襲った店は、神室町を牛耳る堂島組の息がかかっていたため、堂島組長(加藤雅也)から落とし前をつけるよう迫られ、4人は裏社会に落ちていく。

情報提供元: 日刊スポーツ_芸能
記事名:「 竹内涼真「龍が如く」全世界配信 河合優実の流ちょうな英語に「ナイス」と座長として声かけも