泉房穂氏(2021年6月撮影)

前明石市長の泉房穂氏(61)が9日、ABCテレビ「ニュースおかえり」に出演し、衆院を解散した石破茂首相(67)を痛烈批判した。

この日の党首討論で、立憲民主党の野田佳彦代表(67)から「裏金議員」について「非公認は12人のみで、多くは公認される。脱税まがいのことをやった人に血税が支払われるかもしれない」と追及された石破首相。「裏金というのは決めつけ。脱税で立件されていない」と応じた。

この討論を現場で目撃した泉氏は「(石破首相の)開き直りでしかない。なぜ、非公認が12人なのか、説明がない。しかも、当選すれば追加公認するという。非公認とするならば、対立候補を出すべきで、無所属で出馬、当選すれば(追加公認で)それでOKということなのか」と、身ぶり手ぶりをまじえてまくしたてた。

泉氏は、さらに「石破さんは言葉を大切にし、信念ある人と思っていた。短い時間での党首討論で何が議論できるというのか。言っていたこととやることが明らかに違う。手のひら返しだ」と批判。

今回の衆院解散について泉氏は「裏金議員YES-NO解散」と命名。「ボールは国民に投げられた。裏金議員をどう判断するか、有権者次第だ」と語った。

情報提供元: 日刊スポーツ_芸能
記事名:「 泉房穂氏、石破首相を痛烈批判「信念ある人でなかったのか」「手のひら返しだ」