フォトセッションに臨む「Rain Tree」。前列左からロゼ、リー、マリオ、ニイ、タマ、コトリ、カワチャン、イチ、後列左からリンリン、ミラン、マキ、ペロ、チャイ、サナ、キナコ、イチゴ(撮影・足立雅史)

秋元康氏が総合プロデュースする新ガールズグループ発表会が8日、都内で行われ、アイドルグループ「WHITE SCORPION(ホワイトスコーピオン)」の妹分である「FINALIST」のメンバー17人が「Rain Tree(レインツリー)」としてデビューすることが発表された。来年1月にデジタルシングルを配信予定。同シングルから「セレクション」制度が導入されることも明らかになった。

17人が登壇し、自己紹介を終えると映像が流れ「Rain Tree」としてデビューすることがサプライズで発表された。メンバーらは口元を抑え、涙しながら喜びをかみしめた。コトリ(18)は「正直期待しちゃってたんですけど…」と泣き笑いしつつ「まさかこんな形でサプライズしていただけると思ってなかった。素直にうれしいです、頑張ります」と意気込んだ。

同グループは「WHITE SCORPION」を生み出したオーディション「IDOL 3.0 PROJECT」最終審査の落選者で結成。タマ(19)は「今日はみんな、オーディションから落ちて丸1年です。この1年間1人も欠けずに頑張ってこられて本当によかった」と涙した。

続けて、ファーストシングルでは「セレクションシステム」を設けることも発表された。シングルごとに表題曲を歌うメンバーをセレクションで選抜。審査基準は歌、ダンス、自己表現で、セレクションに合格したメンバーが表題曲のレコーディング、ミュージックビデオ撮影に参加する。ファーストシングルのセレクションは10月から行われる予定という。

マリオ(23)は、涙ながらに「デビュー曲は全員で歌えると信じていたので少し悲しい」と率直な気持ちを吐露。そのうえで「涙の分だけ強く大きくなって、皆さんに元気や勇気を与えて。皆さんに応援してもらえるようなグループを目指したいです」と決意を口にした。

同グループは「WHITE SCORPION」を生み出したオーディション「IDOL 3.0 PROJECT」最終審査の落選者17人で結成。暫定的に「FINALIST」としてデビューを目指して活動しており、WHITE SCORPIONの初ミニアルバムに初のオリジナル曲「命しか捧げるものがない」も収録された。

情報提供元: 日刊スポーツ_芸能
記事名:「 秋元康氏プロデュースの新グループ「Rain Tree」が25年1月デビュー セレクション導入