ドラマ「モンスター」の制作発表を行う趣里(撮影・中島郁夫)

女優趣里(34)が5日、都内で行われた10月14日スタートのカンテレ・フジテレビ系主演ドラマ「モンスター」(月曜午後10時)の制作発表会見に出席した。SixTONESジェシー(28)ら共演者とともに登場。型破りな“モンスター”弁護士の神波亮子(趣里)を演じる。

ヒロインを務めたNHK連続テレビ小説「ブギウギ」以降初の主演作となる心境を聞かれ、「私は意識するとプレッシャーを感じやすいので、そんなに『朝ドラ後だから』とは考えず、すてきなキャストさんやスタッフさんが集まってくださっているので、真摯(しんし)に毎日やっていこうとしています」と答えた。「皆さんすてきな方々で、お正月に家族で会うみたいな雰囲気でやらせていただいています。内容がハードなだけに、ありがたい限りです」と現場のムードを明かし、感謝した。

自身の役どころについて「亮子は、感情を排除してゲーム感覚で裁判をするって紹介はされているんですけど、演じれば演じるほど、実はクライアントのことや世の中のことを考えているんじゃないか、わかっているんじゃないかと思って」と説明。「冷静なんだけど、熱い人なんだな、って。日々見つけつつありますね」と話した。

ドラマは型破りな“モンスター”弁護士の神波亮子が、人間誰しもが持つ“闇”や“モンスター”な部分を捉え、物事の真実を突き止めていく物語。ジェシーや古田新太(58)、YOUら個性的なキャストが多数出演する。

会見終盤のあいさつで、趣里は「このドラマが持つメッセージ性は、受け取る方々1人1人違うと思う。現代の日本が抱えるものをタイムリーに扱っていると思いますし、純粋にリーガル・エンターテインメントとしてもおもしろいと思っていますので、ぜひ見ていただけたらうれしいです」と呼びかけた。

情報提供元: 日刊スポーツ_芸能
記事名:「 趣里が朝ドラ後初の主演作へ意気込み「プレッシャーを感じやすいので」現場の雰囲気は「お正月」