芸能生活50周年記念公演へ意気込んだ松平健(撮影・阪口孝志)

俳優松平健(70)が3日、大阪府警天王寺署の一日署長を委嘱され、近鉄・大阪上本町駅で特殊詐欺防止キャンペーンを行った。

同署の管内にある新歌舞伎座で開場65周年記念「松平健芸能生活50周年記念公演」(10月5~23日)に出演する松平は、東義一署長から一日署長を委嘱され、社会問題となる特殊詐欺の被害防止を訴えた。

○×クイズでの啓発やうちわを配布し、「少しでも特殊詐欺が減ればいいなという気持ちで務めさせていただきました」と語った。

公演では第1部が「暴れん坊将軍」、第2部は「マツケン大感謝祭~歌って踊って~オーレ!」の構成となっており、「暴れん坊将軍も成敗っていうのがありますんで、悪い人は成敗する。その辺は共通してるんじゃないでしょうか」。

公演と一日署長を重ね合わせ、取材に訪れたテレビカメラに向かって「特殊詐欺成敗!」と力強く訴えかけた。

現在、放送中のNHK連続テレビ小説「おむすび」ではヒロインの祖父役で出演。ホークスファンで「情に厚く、困っている人がいたら放っておけない」自由奔放な“のぼせもん”として、異彩を放っている。

朝ドラに公演にと大忙しの日々だが「朝ドラは今までやったことがないやつで、年相応のやつで。活発でみんなが困るようなキャラクターをいただいて楽しくやってます。暴れん坊の方は今までとはちょっと違って、大変コミカル。女装してみたり、見どころがたくさんです」とアピール。

「こういうお仕事をしてて、皆さんに元気になっていただきたい。笑顔になっていただきたいという気持ちを常に持っている。お客さんが喜んでくれると、パワーになって元気になりますね」と元気の源を明かしていた。

情報提供元: 日刊スポーツ_芸能
記事名:「 松平健「成敗!」 朝ドラ、公演と大忙し…天王寺署1日署長で特殊詐欺防止を訴え