辺見マリ(2013年9月撮影)

歌手でタレントの辺見マリ(73)が25日、テレビ朝日系「徹子の部屋」(月~金曜午後1時)に出演。2年前に亡くなった元夫で歌手の西郷輝彦さんについて言及した。

辺見は1972年(昭47)に22歳で西郷さんと結婚。仕事を辞めて家庭に入り、1男1女をもうけたが、1981年に離婚した。

人気絶頂期の結婚に「ミュージカルスターになるのも夢だったんですけど、結婚が夢で。好きな人が出てきちゃったんです。出会ってまもなく電撃的に結婚して、サッと仕事を辞めてしまいました」と笑顔を見せた。

西郷さんについて「尊敬してました。だからこそ、ずっと私が彼をリラックスさせてあげられなかったんじゃないかという気もします。運命ってあるなと思って」と回顧。その上で「あの方と出会えたことで勉強させてもらったし、何よりも子どもたちを授かって。両親と子ども達を見て、女性が働くのはまだまだ大変でしたね」と振り返った。

離婚後も西郷さんと交流は続き「向こうの奥さまも理解があって、一緒にディナーショーをさせて頂いたこともあるし、子どもたちと食事する場も作ってもらえて。尊敬しているからいまだにどこか緊張していたような気がします」と話した。

続けて「西郷さんは良い奥さまにもお子さんにも恵まれて、病気には勝てずに大変でしたけど、家族全員で努力なさって。ただ、良い芝居ができる方なので、もっと輝いていける人だったなと思います」と無念の心情を明かした。

情報提供元: 日刊スポーツ_芸能
記事名:「 辺見マリ、元夫の西郷輝彦さんを語る「尊敬してました」「もっと輝いていける人だったなと」