『アイドリッシュセブン』七瀬陸&九条天とは?

(引用:「アイドリッシュセブン」公式X
©アイドリッシュセブン

 

『アイナナ』の七瀬陸&九条天とは、同作に登場する双子の美少年アイドルです。

 

七瀬陸は小鳥遊芸能事務所所属の駆け出しアイドルグループ、「IDOLiSH7」の一員。

 

対する九条天は人気絶頂のアイドルグループ「TRIGGER」のセンターで、業界最大手の八乙女事務所に在籍していました。

 

ある事情が原因で中学生の時に離れ離れとなりますが、芸能界で再会を果たし、以降は良きライバルとしてお互いを高め合っています。

 

 

『アイナナ』あらすじ

(引用:『アイドリッシュセブン』公式サイト
©アイドリッシュセブン

 

父の経営する芸能事務所で働く主人公・小鳥遊紡は、新人アイドルグループ「IDOLiSH7」のプロデュースを任されます。

 

面接を通過して選ばれたのは、和泉一織・二階堂大和・和泉三月・四葉環・逢坂壮五・六弥ナギ・七瀬陸ら、7人の個性的なメンバーたちでした。

 

それぞれに譲れぬ信念と異なる目的を持ってスタート地点に立ったメンバーたちは、自己主張の強さ故に最初のうちこそ衝突を繰り返していましたが、試練を乗り越える都度信頼を育み、多くの挫折を経験しながら成長していきます。

 

そんな「IDOLiSH7」の前に立ち塞がったのは、小鳥遊芸能事務所のライバル・八乙女事務所が手掛けた人気絶頂のアイドルグループ「TRIGGER」でした。

 

 

『アイナナ』七瀬陸&九条天のプロフィール

七瀬陸のプロフィール

(引用:「アイドリッシュセブン」公式Xサイト
©アイドリッシュセブン

 

七瀬陸は「IDOLiSH7」のセンターで、皆に愛されるアイドルを目指して頑張る18歳の少年。

 

性格は素直な努力家、少々ドジでお人好しな所も愛されています。

 

もともと病弱で入院生活が長かった為世間知らずな面があり、年の割にあどけない印象を受けるものの、センターとしての自覚を持ち、「IDOLiSH7」を引っ張ってきました。

 

芸能界入りの動機はアイドルに憧れていたことに加え、生き別れの双子の兄・天に会い、家族を捨てた真意を問い質すため。

 

現在も体が弱く、無理が祟って寝込みがちです。

 

口先では片割れを悪し様に言ってるものの、離れ離れになったのちも大事に想い、一日たりとて忘れたことがない複雑な胸の内が伝わってきました。

 

 

九条天のプロフィール

(引用:「アイドリッシュセブン」公式Xサイト
©アイドリッシュセブン

 

九条天はアイドルグループ「TRIGGER」のセンター。

 

旧姓は七瀬天で、七瀬陸の双子の兄にあたります。

 

表向きは小悪魔キャラを装っているものの、その内実は完璧なパフォーマンスを常とし、ストイックなレッスンを己に課すプロフェッショナル。

 

ファンに向ける顔と身内に見せる顔の落差から、裏表のある冷たい人間と一部に誤解されがちですが、それは極上のエンターテイメントを提供するアイドルの矜持によるもの。

 

子供の頃は忙しい両親に代わって陸の世話を焼き、外で遊べず寂しがる弟の為に演じたパフォーマンスが、陸がアイドルを目指すきっかけになりました。

 

中学生の時に九条鷹匡に出会い、両親が経営するショークラブの借金や、陸の治療費の肩代わりを条件に養子となっています。

 

 

『アイナナ』陸&天の絆エピソードまとめ

①ゼロアリーナが見える場所で子供時代を回想する天と陸

(引用:アニメ「アイドリッシュセブン」第16話)
©BNOI/アイナナ製作委員会

(引用:アニメ「アイドリッシュセブン」第16話)
©BNOI/アイナナ製作委員会

 

念願のJIMA新人賞にノミネートされたものの、悪質なゴシップ記事が出回り、ギスギスする「IDOLiSH7」メンバーたち。

 

そんな彼等に幻滅した小鳥遊社長は、「目指していた夢に手が届きそうなのに喜べないなら、アイドルなんて辞めてしまいなさい」と解散を宣言。

 

失意のどん底に突き落とされた陸は、ゼロアリーナを臨む海岸に赴き、物思いに沈む天とばったり遭遇しました。

 

天と2人きりになった陸は、「昔、天にぃがオレに笑って歌ってくれるのを見てオレも笑ってたから、天にぃに笑ってほしかった」と心情を伝えます。

 

会話メインで進行するアプリに対し、アニメでは幼少期の回想シーンが追加され、天使のように愛くるしいショタ陸&天が登場。

 

キラキラ歌い踊る天にニコニコ手を叩く陸、尊すぎる……!

 

逆境に負けじと上を目指す決意を新たにする陸を、天は初めて正式なライバルと認め、仲間と共に去って行きました。

 

陸の成長と天の矜持に胸が熱くなる、素晴らしいエピソードです。

 

(登場話数:アプリ1部18章)

 

 

②体調不良の陸とセンター交代する天

(引用:アニメ「アイドリッシュセブン Second BEAT!」公式X
©BNOI/アイナナ製作委員会

 

「IDOLiSH7」と「TRIGGER」が音楽番組で共演した直後のエピソード。

 

スタジオ付近の廊下で陸とすれ違った天は、体調不良でライブのアンコールを欠席した不甲斐なさに苦言を呈します。

 

数日後……。

 

兄の言葉を反芻していた陸は、自己嫌悪とプレッシャーが原因の発作を起こし、リハーサルを一旦抜けざる得なくなります。

 

そこに颯爽と飛び入りした天は、陸パートのダンスを完璧にこなして彼が抜けた穴を埋め、「IDOLiSH7」の面々を驚かせました。

 

キツい言葉を投げかけたのは、弟をライバルと認め、アイドルとして成功してほしいからこそ。

 

不慮のアクシデントにも関わらず振り付けを模倣できたのは、弟の担当パートを細かくチェックし、遜色なく歌って踊れるレベルまで体得していたから。

 

ツンデレ過保護な天にぃ、萌える!

 

(登場話数:アプリ2部4章)

 

 

③体調を崩した陸のお見舞いにくる天

(引用:アニメ「アイドリッシュセブン Second BEAT!」公式サイト
©BNOI/アイナナ製作委員会

 

トラブルの数日後、陸が住む寮を天が訪ねてきます。

 

環を持参の賄賂……もとい、お土産の王様プリン10個で買収し、まんまと陸の部屋を教えてもらった天にぃ。

 

部屋に辿り着いたところ、静養中のはずの陸は「TRIGGER」のライブDVDを熱心に見ており、ここでもまた体調を気遣われます。

 

相変わらず体調管理を疎かにする弟にイライラした天は、「ファンと交わした約束は決して破らない。アイドルなら当然のことだ。(中略)その日必ずそこに行って、笑顔で全力を尽くす約束」「キミは約束を守れない。これまでも、これからも」と叱責。

 

陸にこの仕事は向いてないと断じ、「隕石が落ちて世界が絶望している時にも、笑って歌うのがボクらの仕事」と言い切りました。

 

これに対し陸は「オレはずっと、大人になったら、天にぃが一緒に歌おうって言ってくれると思ってた。でも天にぃにオレは必要とされてなかったんだ」と吐露。

 

すると天は動揺し、「違うよ。陸を忘れたことなんて一度も……ボクらは生まれた時からずっと一緒だったじゃないか」と漏らします。

 

「TRIGGER」のセンター・九条天と「IDOLiSH7」のセンター・七瀬陸が、ただの七瀬天と七瀬陸に戻って本音を伝え合えた、感動的なシーンでした。

 

(登場話数:アプリ2部5章)

 

 

④天&陸、幻のユニット結成!

(引用:アプリゲーム「アイドリッシュセブン」5部16章)
©アイドリッシュセブン

 

アプリ5部は幻のアイドル・ゼロと作曲家・桜春樹、そして天の養父・九条鷹匡の確執が主軸となるストーリー。

 

陸の直談判を聞き入れた鷹匡は「IDOLiSH7」をゲネプロに招待し、陸はゼロ役に抜擢された天の歌と演技を、至近距離で目に焼き付けることに。

 

エンディングでは陸自ら鏡の中のゼロを演じ、陸&天の奇跡のユニット爆誕!

 

同じステージに立ちたいと焦がれ続けた2人の願いが報われたシーンは、ゼロ・春樹・鷹匡の因縁が昇華されるカタルシスと相俟って、永遠に忘れられない一幕となりました。

 

最高の笑顔でピースをキメる陸&天に、愛しさが極まります。

 

このストーリーに合わせ、天&陸のデュエットソング「Incomplete Ruler」がリリース!

 

「Incomplete Ruler」は桜春樹が作曲、ゼロが作詞を手掛けた天才2人の情熱の結晶ともいえる歌で、新世代アイドル代表の陸&天にふさわしい楽曲となっています。

 

(登場話数:アプリ5部16章)

 

 

⑤陸のインタビューにアンサーを返す天

(引用:アプリゲーム「アイドリッシュセブン」6部14章)
©アイドリッシュセブン

 

年末恒例の音楽番組、『ブラック・オア・ホワイト ライブ ショーダウン』に出場した天&陸。

 

事前インタビューにて、「初めて好きになったアイドルに出会ったのは、子供の頃でした。寂しい時や具合が悪い時、そのアイドルがいると、辛いことを忘れさせてくれた」「そういう存在になりたい」と告白した陸。

 

このアンサーとして天は

 

「キミたちがずっと、瞳を輝かせながら、夢を見続けて。どんな時も諦めずに、望んでくれたから……ボクたちに幸せの魔法がかかって、光り輝くステージで動き始めた。それがアイドルなのかも」

 

と回想。

 

真っ暗闇の中で輝く星を目指した陸と、その瞳の輝きこそが自分を本物のアイドルにしてくれたと、穏やかな表情で感謝を述べる天。

 

1部から陸&天の軌跡を追ってきたファンは、数え切れないすれ違いを経て、6部で漸く通じ合った双子の想いに号泣しました。

 

(登場話数:アプリ6部14章)

 

 

双子の激エモエピソードに胸が熱くなる!

以上、『アイドリッシュセブン』の陸&天のエモすぎ絆エピソードをまとめました。

 

ここで取り上げた以外にも2人の仲良しぶりが強調される話はたくさんあるので、気になる方はぜひアプリ版をプレイしてください。

 

筆者は6部「ブラホワ」ステージにて、アイドルを目指す原点となった天のことを語る陸と、真のアイドルとして覚醒するきっかけをくれた陸に感謝を返す天に、強い絆を感じました。

情報提供元: にじめん
記事名:「 『アイドリッシュセブン』陸&天のエモすぎ絆エピソード5選!双子の尊すぎる関係を振り返り