俳優で歌手・星野源(36)が29日、東京・NHKホールで開かれた『第68回 NHK紅白歌合戦』リハーサルに登場した。
2015年に『SUN』で初出場。翌年の『恋』では“逃げ恥”ことドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』の“恋ダンス”は大ヒットとなった。今年は昭和のお茶の間調なPVも楽しい楽曲『Family Song』を歌う。
音合わせを終え、「NHKホールが昔からすごい大好きで、紅白歌合戦3回目に出させて頂くんですけど、やっぱりものすごく気持ちがいいなって改めて思います」と、同会場への思い入れを。
総合司会を務める内村光良(53)とは、同局の『LIFE!~人生に捧げるコント~』で共演もしており、気の置けない仲だが、「リハーサルまでは緊張せずに臨めましたけど、本番は分からないです。いま裏で内村さんとか『LIFE!』のみんなも裏にいて、スタッフの方に聞いたら、内村さんもかなり緊張されているとお話を聞いたので、内村さんと一緒にというか、内村さんの緊張を受け取っているような感じです(笑)」と、内村の様子をレポートすることも。
昨年披露した『恋』は大反響。それと今年を比べてどう思うかという質問も飛んだが、「なんていうかまだ続いているという感じなんです。『恋』ってすごく好きな曲で、学校の横とか散歩しているときに聞こえたりしてすごいなって思うんです。自分が目茶苦茶おもしろい曲だなと思っているもので踊ってもらえるのは目茶苦茶嬉しいです」と、しみじみ。
今年1年は「全国ツアーがありましたけど、日本全国にあいさつに行けて、日本全国でいろんな人たちが見る場所でまた歌えるというのは、ツアーで行ったみなさんにこの曲を届けられて嬉しいです」と、全国を巡っての恩返しができることへ喜びを。さらに、「ご家族の人も1人の人も観る風物詩なので。どの地方に行っても『紅白見たよ』と声をかけて頂けるので」と、紅白出演によりファンとのコミュニケーションもさらに増えたようだった。
ちなみに、今年の目標は『あまり無理をしない』だったがそれを達成できたかへ、「意外と無理してしまいました」と、苦笑いを浮かべていたが、「そのぶん仕事は楽しかったので、いろんな仕事、好きな仕事、音楽、役者というのを突き詰めていきたいなと思います」。
さらに、2018年は「遊びたいなって。プライベートでも、仕事でも。プライベートでどこか行くこともできなかったので、日本の名所とかも行ったことなくて。行ってみたいなって。全都道府県行ってみたい」と、胸を躍らせた。
最後に今年1年を漢字で現してもらうという質問も飛んだが「それ目茶苦茶難しいやつ(笑)!」と、しばらくその場で「えーと、えーと……なんだろう」と、頭を悩ませ出した答えは『国』。「全国を周れたという意味もあるし、紅白に出演して全国のみなさんに知ってもらってからの活動だったりもしたので」と、ファンへ感謝し、爽やかな笑顔を浮かべその場をあとにしていた。