劇場版ダンデビ初日が開催!


 劇場版『Dance with Devils-Fortuna-』初日舞台あいさつが4日、シネ・リーブル池袋で開かれ立華リツカ役・茜屋日海夏、立華リンド役・羽多野渉、マリウス役・豊永利行、吉村愛監督が登壇した。


 “ダンデビ”の愛称で親しまれている『Dance with Devils』とは、ドラマティックな愛を描いたオリジナルのミュージカルアニメ作品で2015年10月にTVシリーズが放送。作中で「キャラクターたちが想いを伝えるために“歌を歌う”」という斬新な演出方法ファンの心を掴んだ。本作では、TVシリーズからのカットに新作カットを加え、台詞はすべて新規に収録、さらには新曲6曲を加えり、6種類のエピローグも用意されている超豪華な仕様となっている。


 上映後その出来に感動の涙を流す観客もいるなかでのものに。その雰囲気を和ませるためもあってか、豊永が自身のマイクと吉村監督のマイクが用意されていないことを生声で絶叫し、場内を大爆笑させるなかでのものに。


 作品について、茜屋は2年ぶりのリツカを演じるということで「何度観ても泣けるシーンがあって感慨深いというか本当に嬉しいです」と、喜んでいたそうで、これには羽多野もうなずきながら聞き入る様子も。


 話題がダンデビチームでのアフレコに移ると、冒頭から感情が乗りすぎてしまってキャラクターが強く感じる声になってしまっていたというこれまでの積み重ねあってこそのエピソードや、そのキャスト陣のやりとりに、吉村監督はじめスタッフ陣は笑って見守っていたということも語られた。


 一方の豊永は先に楽曲を聴いて役作りに入ったそうで、アフレコでも「ミュージカルアニメって聞いたから、ミュージカル感満載で行ったんですけど……」と、セリフもミュージカル調にしていく気合ぶりだったそうだが、こちらは吉村監督から“待った!”がかかったということも明かされ笑いを誘っていた。


 続けて、楽曲については、リンドの楽曲『全部お前の為だ!』で大盛り上がり!とくに“シャバダバ”というセリフも入るライトに振り切った印象的な仕上がりで、茜屋はアフレコで笑いが止まらなかったり、豊永も驚いたそうだが、それを歌う羽多野は楽曲を聴いたときに吉村監督に詰め寄ったのだとか。


 その際、吉村監督はシナリオを打ち合わせているときにライター陣と実は悪ノリで考えたものだったと告白し苦笑い。その楽曲中には猫たちがダンスするというアニメーションも差し込まれるが、なんと羽多野の飼い猫をモチーフにした猫も入り込んでいるという裏話も語られていた。


 さらに、舞台あいさつ終盤では2大発表が!まずはファンディスクPS Vita専用ソフト『Dance with Devils My Carol』が2018年3月27日に発売予定ということがスクリーンで上映され、場内も拍手で沸き返り、羽多野からは「こんな可能性もあったんだというものになっていて、また新たにやらせて頂くのが嬉しく思います」と、喜びのメッセージを寄せた。


 もう1つは、ミュージカル『Dance with Devils』第3弾の上演の決定でこちらは18年3月15日から同25日までAiiA 2.5 Theater Tokyoにて。合わせて第3弾キャストとして鉤貫レム役に神永圭佑、立華リンド役に高野洸、楚神ウリエ役に山﨑晶吾、南那城メィジ役に吉岡佑、棗坂シキ役に安川純平、ローエン役に内藤大希、ジェキ役に田中涼星となったことやチケット先行受付が11月18日からということも明かされた。


 最後に吉村監督から「『Dance with Devils-Fortuna-』は応援してくださるみなさんのおかげで作ることができました、みなさんのために作ったので何度でもぜひ楽しんで頂ければ」と、呼びかけ結んでいた。


 なお、この日登壇予定だった鉤貫レム役の斉藤壮馬は急な体調不良により欠席となったこともアナウンスされた。


 


 


 


 


 

情報提供元: News Lounge