センター試験も終わり、2月に入って中学受験、高校受験、大学受験と本格的な受験シーズンの到来。受験生たちにとっては、自分の人生を左右しかねない正念場の1ヶ月を迎える。


 「サクラサク」の合格通知を手にするため、不断の努力はもちろん、ここまでくれば神頼みにNGワードの徹底、ゲン担ぎ・・・と、今も昔もすがれるものはなんにでもすがってきた。


 試験前日は「カツを食べる」、イカは「アタリメ」を食べる、雪道には気を付けるなどは定番で、いまやタコの置物(オクトパス=置くとパス)、五角形のグッズ(=ごかっけい→ごかく→合格)、銚子から本銚子に向かう切符で、「調子から本調子に行く」。バージョンアップしたものとして、本銚子から上り銚子行きで「上り調子でうまくいく」、銚子行き往復切符には「本調子に戻る」という意味が込められたダジャレグッズ。さらに、受験商法と言われる、受験シーズンになると売り出される願掛けのお菓子を食べるなどなど・・・。


 そして、SNSで超最新の願掛けグッズとして話題になっているのが、YOKOMAHAゴムの「滑らない消しゴム」。2015年8月8日にYOKOMAHAゴムがツイッターで、「就職活動中の皆さん、大学、高校受験を控えた受験生の皆さんへオススメ! ハイグリップタイヤ=滑りにくい、と評判の消しゴムです! SUPER GT第4戦が行われている富士スピードウェイ、YOKOHAMAブースで絶賛販売中です!」と、投稿したことをきっかけに一躍大人気となった。


 なぜ、「滑らない消しゴム」なのかといえば、ADVAN NEOVAは走り屋やスポーツ走行マニア、サーキットでのタイムアタックなどで数々の実績を残してきたYOKOHAMA最強のスポーツタイヤ!サーキットでのタイムを削る為と言っても良いくらいの性能を有しているタイヤで、ハンパないグリップ力を備えている。そんなタイヤのパターンを模した消しゴムなのだ。


 「強烈なグリップ力=滑らない!」ということから、受験生にとっては、落としてはならないテストに何としても受かるように(滑らないように)といった験担ぎや、縁起物なのだ。


 





情報提供元: News Lounge