ジャニーズJr.の4人組アイドルグループ『ふぉ~ゆ~』の辰巳雄大(30)、福田悠太(30)、越岡裕貴(30)、松崎祐介(30)が1日、東京・紀伊国屋サザンシアター TAKASHIMAYAで舞台『23階の笑い』(演出:錦織一清)公開ゲネプロを開いた。
アメリカの劇作家ニール・サイモンが放送作家として活躍していた1950年代のNBCの90分バラエティー番組『ユア・ショウ・オブ・ショウズ』の舞台裏を下敷きに、その栄光などが描かれている。
ゲネプロでは、長いセリフとともに当時の政治状況などや音楽も交え、当時の匂いが伝わってくるような仕上がり。キャスト陣も普段はふざけているなかで、真面目に戻ったりと、さまざまな面が観られるものとなった。
初日が数時間後に迫り、越岡は「自信をもって初日を迎えられる」とやれるところまでやってきたと胸を張り、福田は「楽しんでいただけるよう全力で頑張ります」と誓う。さらに、辰巳は「演劇の遊園地のようで、ジェットコースターみたいなところもあれば、観覧車みたいにゆっくりというところもある」と解説したり、松崎は「この舞台はちょっと早いですけどふぉ~ゆ~からのクリスマスプレゼントになると思います」と、呼びかけた。
そんな本作の苦労した部分について、越岡は、「セリフの量が多すぎて、最初台本をもらったとき閉じました」と苦笑いを浮かべたり、劇中ではマシンガンのようにしゃべる松崎は、「僕は日本語を覚える……というかセリフにするにいたって意味が分かってなかったらダメだったので」と、大変そうな様子を見せると錦織から、「けいこのときからムラがあるところは松崎のところが多かった」と、暴露され大焦り。
とはいえ、辰巳は、2度目の錦織とのタッグへ、「錦さんに学ぶことまなぶことはいっぱいあるので嬉しいです」と、喜びを伝えると、錦織も、「今年後輩とかいろいろなお芝居をやっていたのですが、今回再会した時に、成長が見えたので、ゲネプロ通して見て、やりきったのを見て感動しているんです」と、合格点には届いているよう。
ただし、ちょっと気恥ずかしかったのか錦織は、また次回も『ふぉ~ゆ~』とのタッグはどうかと問われた際に、「来年もこういうことができたらいいなと思っているんですけど……でも、『A.B.C-Z』からも言われているんですよね」と、笑いながら答えたり、クリスマスの予定が空いているという『ふぉ~ゆ~』から一緒にパーティーのお誘いをかけたときも「『A.B.C-Z』からも誘われている」と、明かしたりしていた。
また、同じジャニーズ事務所の『V6』長野博(44)が白石美帆(38)がつい3日前の11月29日に入籍を発表したが、これについて錦織は、「長野くんおめでとう」とお祝いしつつ、「だいぶ前にジャグリングを身に着けたとき、実家が自転車屋って言ってた長野くんに一輪車をお願いしたんだけどまだ来ていません」と、報道陣を通じて呼びかけて沸かせたり、自身の結婚については、「僕はいいかげんですからどんどん後輩に先を越されている気がします(苦笑)。結婚願望がないわけではないけれど、会う女の人が僕に結婚願望が沸かないようなんで」と、話していた。
舞台『23階の笑い』は紀伊国屋サザンシアター TAKASHIMAYAにて1日から14日まで上演!