『ハロー!!きんいろモザイク & ゆゆ式 合同同窓会』ステージが3月26日、東京ビッグサイトでの『AnimeJapan 2016』内REDステージで開かれ、アニメ『ハロー!!きんいろモザイク』から大宮忍役の西明日香、アリス・カータレット役の田中真奈美、小路綾役の種田梨沙(『ゆゆ式』では日向縁役)、猪熊陽子役の内山夕実、九条カレン役の東山奈央、アニメ『ゆゆ式』から野々原ゆずこ役の大久保瑠美、櫟井唯役の津田美波が登壇した。
アニメ『ハロー!!きんいろモザイク』は原悠衣氏が『まんがタイムきららMAX』(芳文社刊)で連載している作品が原作。中学生のころにイギリスでホームステイを通じて友人となった日英両国の少女達が高校生になり、日本で再会して繰り広げる日常を描いたもので、2013年にアニメ化され、続編の第2期も15年4月に1クールで放送。“きんモザ”の愛称で親しまれている。一方の『ゆゆ式』は『まんがタイムきらら』(芳文社刊)に連載されているゆずこ、唯、縁の3人が繰り広げるまったりとした学園生活が描かれ、13年4月から1クールでアニメ放送された。
両方とも女子高生が学校に通っているということから、学校のベルが鳴ってから、作品の音楽に合わせてキャストたちが登壇。女性7人のステージと華やかだが、東山はカレン風に元気よくあいさつし、観客も温かい拍手で迎えることに。種田は両作品に出演しているため、「架け橋になっていきたい……んですが、みんなできる子なのでお任せします!」と、肩の力を抜いたコメント。
両作品とも初めて作品に触れるかもしれないというファンのために、特別編集映像にキャストが生アテレコをするコーナーや、あいうえお作文+イラスト形式で魅力を伝えるコーナーが行われた。『きんモザ』チームのキャスト5人が、息の合ったボケとツッコミで会場を湧かし、また『ゆゆ式』のアテレコでは、『きんモザ』の小路綾とはまったく違うお芝居をする種田に、『きんモザ』メンバーが感心する一幕もあった。
告知の際には『ハロー!!きんいろモザイク』と『ゆゆ式』ともにスペシャルエピソードの制作決定がアナウンスされ盛り上がったが、続けてのコーナーでキャストたちがスペシャルエピソードを勝手に妄想するというコーナーが展開。『きんモザ』チームは新しいキャラクターを生み出しつつ泥沼の愛憎劇を、『ゆゆ式』チームは矢印とハート多めで、大久保演じる野々原ゆずこがモテモテになる相関図を作り、「次回はハローゆゆ式モザイクだよ」と、ゴロのいい感じのことを言い出し会場を沸かせていた。
ワチャワチャした雰囲気だったイベントの終盤には、東山は、「初夢がRhodanthe*といる夢だったんです。だから、この1年みんなといられるということなのかなと、嬉しく思っていました」と、『きんモザ』チームを大切にしている思いが伝わってくるような話や、西は「今日着ているカーディガンもRhodanthe*のメンバーがプレゼントしてくれたんです」と、仲良しエピソードも披露された。
『ゆゆ式』チームから、津田は、「今日身にしみて、ツッコミ力の低下を感じました。『きんモザ』の強烈な個性に押されてしまったので、『ゆゆ式』のエピソードを録っていくうちにツッコミ力をつけていこうと思います」と宣言し、大久保は、「きんいろモザイクのみなさんともこれからもズブズブの関係で行きたい」と言い切り、今後も何かコラボがあるかもしれない様子を見せていた。