神谷浩史ツッコミスキルが炸裂！「ガム彼自体クレイジーじゃないですか！」に観客爆笑
『ガム彼！新撰組 弥生編～春が来ても離さない～』ラジオ公開収録イベントが10日、都内で開かれ土方くうる役・神谷浩史、山南ぐりん役・鈴村健一、藤堂ふいつ役・下野紘が登壇した。
2014年11月から公開され、反響を呼んだお口の恋人WEBコンテンツ『ガム彼』。ロッテガムをイケメン擬人化し、突然、歯になってしまった主人公の女子高生が学園で恋愛するという設定が話題となった。それから約1年半、今度はタイムスリップしてしまった主人公が新撰組の近藤勇の歯になってしまうという、設定でパワーアップを遂げた。
開演直後、MCが1人で現れ、このなんとも言えないコンテンツを熱弁したが、ビミョーな空気となってしまいそんななかに、神谷と鈴村が登壇。2人はMCをうまくイジり倒し、鈴村が頭を下げだすなど、熟練の手腕を見せ、場内の空気を一気に和ませる。続けて、「ガムばんわー！」と、観客とコール＆レスポンスを繰り広げることになるのだが、そのなかで鈴村が噛んでしまうことに。すると、神谷が「ガムばんわーは噛んでもいいんですよ」と、説得力のある絶妙なフォローを入れ、笑いを誘った。
落ち着いたところで、『ガム彼』についての説明されることとなったが、キャストたちはもちろん、観客たち自身も100％理解している人はおらず首をかしげるばかりで、ふわっとした“何か”しか分かっていない者が続出。神谷は「ガム彼自体クレイジーじゃないですか！そういうの説明できるロッテのヤツ来いよ！」と、ツッコミスキルをさく裂させ観客を爆笑させることに。
そんな一幕があった後、『ガム彼！新撰組』の電話で楽しめるコンテンツ『繋げ！時空コールセンター』なるものの解説の際に、神谷は「録ってるこっちも何やってるかわからないまま録ってます」と、ぶっちゃける。それでもガム自体の売れ行きがいいというリアルな話も織り交ぜつつ、実在の雑誌名を言ってしまった鈴村を肩パンするなどしながらところどころで笑いありのトークを展開していった。
途中、なぜか鈴村がいきなり「下野くんのあざといソングが聴きたい」と、台本になかったアドリブでの歌唱を要求しだし、下野は「打ち合わせってなんですか！？」と、困惑。そんな下野を尻目に鈴村は、「あざとい戦士、あざといマンというタイトルで、最終兵器の必殺技はディープキッス。敵は六本木ヒルズマン。あざといマンは貧乏であざといことでやりくりしてて、六本木ヒルズマンはお金だけで、女の子をばったばったとしている」という設定を一方的に下野に伝えることに。すると観念した下野は1970年代の戦隊ヒーローソングのようなメロディーラインに乗せて即興で思い浮かんだ歌詞で歌い出し、「♪ディープキッスでお金ください～」と、熱唱。
観客も手拍子で応援するなか歌い切った下野へ、鈴村は「お前天才だな！子門真人さんみたいな歌い方だった」と、絶賛で、下野はこの作詞・作曲の才能について、「ピンチの中から掴んできました。そのおかげで15年声優やってこれました」と、ずしりと来る一言を発し、これまでの苦労を表現していた。
そんな公開収録後には、観客から事前に寄せられたメッセージに答えるフリートークがされることに。前日の食事がからあげだったということでイジられていた下野に、再び鈴村からアドリブで歌う指令が下り、『ネズミ恋のブルース』、『高校合格おめでとう』の2曲を即興で披露していた。
なお、この下野の奮闘などの模様は文化放送にて3月23日午後7時から放送される予定となっている。