テンカイズα。この番組は、TBSラジオで放送中「テンカイズ」の番組内だけでは紹介しきれないアツイ人たちをYouTube限定で紹介して行く番組。様々な業界で活躍する人に迫ります。

今回のゲストは教育業界の働き方を変える「YZコンサルティング」代表取締役・清水裕司さんです。

YZコンサルティングとは?

宇賀なつみアナウンサー(以下、宇賀)「YZコンサルティングではどのようなことを行っているんですか?」

清水裕司さん(以下、清水)「小学生、中学生、高校生を対象にした『ITTO個別指導学院』という学習塾を運営しております。先生1人につき生徒さんが3人付くような形式となっています。」

宇賀「生徒さんと向き合う時に大事にしていることって何ですか?」

清水「弊社は『第二の家』というテーマでやっておりまして、生徒が家のように通いやすい環境を作っております。」

宇賀「通いやすいというのは具体的にはどういうところですか?」

清水「例えば、授業が決まった回数あるんですが、授業がない時でも常に自習ができるようになっております。」

講師の働き方

宇賀「経営をするうえで大切にされていることってありますか?」

清水「従業員のワークライフバランスを大事にしております。」

宇賀「ワークライフバランスというと、具体的にどういうことですか?」

清水「社員が定着しやすいような環境と、やりがいをもって仕事に取り組める環境づくりを意識しています。」

宇賀「やっぱり、仕事が大変だったりとかで離れてしまう人が多かったりするんですか?」

清水「教育業界ですと一般的には離職率が高くてですね、だいたい35%ぐらいの離職率なんですね。」

宇賀「どうしてそのような状況になってしまっているんだと思いますか?」

清水「事務作業が煩雑になってしまったりですとか、会議が多くなってしまったりとかして、本来やりたい業務に時間を割けないということが大きいと思います。」

宇賀「事務作業というのは具体的にどういうことをやっているのでしょうか?」

清水「数値日報を打ったりとか、あるいは資料を発送したりとか、家庭への電話がけとか、そういったものですね。」

宇賀「本来の生徒さんに教えるという事以外があまりに多いと?」

清水「そうですね。」

役割分担で定着率アップ

宇賀「定着率を高めるためにやっていることってありますか?」

清水「弊社ですと、月に働ける時間が決まっておりまして、その時間内で働いていただくのと、細かい事務作業は本部で全て行うようにしておりまして、そのことによって本当にやりたいこと、生徒に関する仕事ですとか、そういったものに集中できるような取り組みをしています。」

宇賀「他にやってくださる方がいるという事なんですね。その分集中して生徒さんと向き合うことができると。」

清水「そうですね。本来やりたいことができると思います。本来やりたいことをやって頂くことによって、弊社ですと95%の定着率となっています。」

宇賀「実際に先生方からはどのような声がありましたか?」

清水「弊社はけっこう転職者が多いんですが、前職と比べて雑務に取られる時間が少なく、ご家庭とコミュニケーションをとれる時間が増えたという事は聞いております。」

宇賀「働きやすくなったという事ですね。やっぱり生徒さんにとっても先生との出会いというのは大きな力になったりしますもんね。」

清水「そうですね。学習塾の先生との関係は非常に重要だと思います。」

清水裕司×テンカイズ

宇賀「最後に清水さんの今後の展開を教えてください。」

清水「弊社は今、約30校を運営しているんですが、それを2022年までに50校にするというのが一つ。あとは今、定着率が90%を超えているんですが、それを100%にするというのが二つ目ですね。」

宇賀「先生方も居心地が良くて定着率が高いんだったらきっと生徒さんにとっても居心地のいい場所なんだろうなと思いました。」

清水「ありがとうございます。」

宇賀「ありがとうございました。」

テンカイズ

TBSラジオで毎週水曜日よる9時から放送中。

FM905、AM 954、TBSラジオも視聴可能

テンカイズ公式ページ:https://www.tbsradio.jp/488165

Twitter:@TBS_TENKAIZU

YZコンサルティング

URL:http://www.yz-itto.co.jp

YZコンサルティングは埼玉を中心に学習塾「ITTO個別指導学院」を運営。「学力をつけ、『いける学校』ではなく、『行きたい学校』に合格し、自信をつけて思い描くなりたい自分になっていただきたい。」という想いのもと、指導を行っています。

情報提供元: マガジンサミット
記事名:「 学習塾「ITTO個別指導学院」を運営する「YZコンサルティング」代表取締役・清水裕司氏が働きやすい環境づくりについて語る