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まずはSDGsにおける17の目標を見ていきましょう。
「①貧困をなくそう」「②飢餓をゼロに」「③すべての人に健康と福祉を」
「④教育をみんなに」「⑤ジェンダー平等を実現しよう」「⑥安全な水とトイレを世界中に」
「⑦エネルギーをみんなにそしてクリーンに」「⑧働き甲斐も経済成長も」
「⑨産業と技術革新の基盤をつくろう」「⑩人や国の不平等をなくそう」
「⑪住み続けられるまちづくりを」「⑫つくる責任つかう責任」
「⑬気候変動に具体的な政策を」「⑭海の豊かさを守ろう」「⑮陸の豊かさも守ろう」
「⑯平和と公正をすべての人に」「⑰パートナーシップで目標を達成しよう」
以上17つがSDGsです。現在の日本では既に達成できているものもありますが、まだ17つすべてを達成しているとはいえません。すべてを達成するには国民一人一人の努力も必要なのです。私たちが今できることは一体何なのか、具体的にどうしたらいいのかを考えていきましょう。
コンビニやスーパーなどで使用するレジ袋。普段何気なく使っているレジ袋ですが、製造過程時に温室効果ガスやCO2の排出量が大きく、環境に大きな影響を与えています。また、使用後の不適切な処理により生態系を破壊する恐れもあります。
たかがレジ袋一枚ですが、そんなレジ袋が集まれば地球を破壊しかねません。とはいえ、いきなりレジ袋の生産を中止することはできません。しかし、一人でも多くの人がレジ袋を使わずにエコバッグを持ち歩くなど、消費を徐々に減らすことによって、地球への影響が少なくなると言われています。
去年の7月から日本でも有料化されたことをきっかけに、エコバッグを持ち歩く人も増えたと思います。今後も自分の財布のためにも地球環境のためにもエコバッグを必ず持ち歩くようにしてください。
ゴミの分別、正直面倒ですよね。しかし、ゴミの分別はとっても大事なこと。正しく分別することで再利用できるゴミがたくさんあります、再利用することで、限られた資源を有効活用できます。その結果、ゴミを減らすことができ、ゴミを処理する際に出る有害物質を減らすこともできます。
最近では企業もゴミの分別に力を入れています。イトーヨーカドーなどの大手スーパーなどではペットボトルやプラスチック容器の収集専用ボックスを設置。収集されたプラスチックゴミは再生され、販売されています。店舗によってはプラスチックゴミを持っていくとポイントを貯めることができ、実際に買い物をする際にポイントが利用できる取り組みもなされています。分別が苦手な人でもゴミがポイントに変わると思えば分別も楽しくなるかもしれません。
ジャンダー問題は性別による差別だけではありません。レズビアンやゲイ、バイセクシュアル、などのLGBTと呼ばれる性的マイノリティを持つ人々が世界にはたくさん存在し、差別され続けています。女性はもちろんのこと、LGBTの人々が平等に生きれる社会の実現が本当のジェンダー平等といえるでしょう。
私たちができることは身近にいるLGBTを理解することです。同性が好きだからと言って、誰かに迷惑をかけるわけではありませんよね。同性の友達に告白されても、変な感情を持たないこと、相手の気持ちを第一に考えて行動してあげてください。
この問題を解決するために、ユニクロのCMでは普通のカップルの日常をレズビアンである女性2人が演じています。女性同士だからといって普通のカップルと何ら変わりないことを見ている人に伝えるCMです。日本ではまだ珍しいCMなので注目が集まりましたが、そんな日常、そしてこういったCMが普通と思える日が来ることが本当のジャンダー平等ではないでしょうか。
SDGsが達成できれば、今よりも生きやすい世界になっていることでしょう。自分は関係ないと思っていた人、なんとなく理解していたものの何をすればいいのか分からなかった人がこの記事を読んで少しでもSDGsに対する意識を変えてくれればと思います。