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アメリカ・フロリダ州タンパにて現地時間2月28日〜3月1日に行われた、世界最高峰のスケートボードの祭典Tampa Pro2020 Women’s Openにて、前田日菜(15)が見事優勝!Women’s Open初代女王の座に輝いた。
さらに織田夢海が2位に続き、日本人がワンツーフィニッシュの快挙を達成した。
Tampa Pro2020の優勝は、圧巻の滑りを見せたナイジャヒューストン。
日本からは堀米雄斗が予選を13位で通過したが、セミファイナル・ヒート2開始時にMCから「Yuto’s out」のアナウンスが。
アクシデントの為、残念ながらセミファイナルで棄権となった。
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他にも、オリンピック代表チームのコーチでありHIBRID skateboardsオーナー、早川大輔氏もチームマネージャーや業界関係者向けのコンテストに出場。
見事2位に輝く活躍を見せた。
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タンパプロとは、アメリカ・フロリダ州タンパにて毎年開催され、世界中のスケーターが注目するスケートボード界では伝統あるコンテストの祭典。
世界中の選び抜かれたトッププロスケーターが70人以上集まり、セミファイナルからは過去の優勝者たちも混じっての戦いとなる。
タンパの面白い所は、コンテストでありながらお祭りのような雰囲気である所。
世界的に有名なスケーターが一堂に会するが、皆楽しみながらスケートをしている。
スケーターも観客も“スケートボードを楽しみに来ている”という雰囲気で溢れており、オリンピックとは違った形の“スケートボードの本質的な部分”を見ることの出来る貴重なイベントとなっている。
Women’s Openは今年から新たに開催された女子のコンテストで、昨年アメリカで開催されたDamn Amの上位入賞者などが参加出来る大会。
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昨年9月のDamn Amウッドワードウエストにて優勝し、今大会セミファイナルから出場の権利を得た前田日菜は、セミファイナルを5位でファイナルに進出。
決勝2本目のランではバンクからのレッジにキックフリップバックサイド50-50や、レールでキックフリップフロントサイドボードスライドなど、板を回転させながらセクションを滑り降りる高難度のトリックをメイクし、87.00点の高得点を獲得。
見事Women’s Open初代女王の座に輝いた。
前田は昨年5月に開催された、日本選手権では4位。
残念ながら五輪強化指定選手には選ばれなかったが、その後もDamn Amに参戦するなど、多くの努力と共に、スケートボードを楽しんできたのだろう。
今回の優勝のランは本当に素晴らしいノーミスのランだったし、何より滑り終えた際の笑顔がとても印象的で、本当にスケートボードを楽しんでいる感じが、見ている者にも伝わる滑りだった。
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1位 前田 日菜
2位 織田 夢海
3位 Margielyn Arda Didal
4位 Gabriela Mazetto
5位 Ana Rendon
6位 Samarria Brevard
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1位 NYJAH HUSTON
2位 SHANE O’NEILL
3位 ISHOD WAIR
4位 ALEX MIDLER
5位 KELVIN HOEFLER
6位 MAURIO MCCOY
7位 MASON SILVA
8位 DASHAWN JORDAN
9位 LUAN OLIVEIRA
10位 CARLOS RIBEIRO
11位 MANNY SANTIAGO
12位 ANGELO CARO
Youtubeより
文・小嶋勝美
スケートボードを趣味としており、ライターとしてスケートボード関連の記事を執筆。
約10年間芸人として活動後、現在は放送作家としても活動中。