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そして、明日にその日を控える31日、東京にて「『歯が命アワード2019』表彰式」が東京にて行われました。2019年からは国際的に大きなスポーツイベントが3年連続で日本に手開催されることを受け、今年はスポーツをテーマに開催、そしてアワードは卓球の水谷準さんが選ばれました。
オリンピック選手として3度の大会に出場、リオ五輪では男子初の銅メダルを獲得、日本でもホットなスポーツの一つである卓球界に“この人あり”と誰もが認めるであろう水谷さん。「厳しい選手生活にも負けない健康的な歯をお持ちであること、ご自身の活動を通して多くの人々に感動と希望を与え、活躍されていること」が、今回のアワード選出の理由となりました。
蝶ネクタイのタキシード姿でビシッと決めて登場した水谷さん。こんなに決まった姿を見るのは初めてじゃなかろうか、と思っていたら本人も蝶ネクタイは初めてと若干緊張気味、登壇に際して恥ずかしいとの言葉も。
しかしまず、水谷さんのこの歯、見てください!
もともと爽やかなルックスも水谷さんの特徴でありましたが、改めて見てみると”こんなに白かったのか!?”と思える感じですよね。実際に定期的に歯医者に通い、歯のメンテナンスも怠らないとのこと。なるほど、この白さは納得であります。
しかし、そもそもアスリートに白い歯、きれいで美しい歯は必要なのか?という意見もあるかもしれません。それに関しては、“必要”と断言してしまいましょう。というのも、やはり人間の体内の入り口という意味で口は人間の最も重要なもの、そこにある歯はもちろんのことであります。で、美しい歯というのは、強い歯の象徴ということもありますし、歯の調子で実際体調が左右されることも多くあります。
特に水谷さん曰く「卓球は、競技中に歯を食いしばることが多い」。卓球に限らずですが、真剣にプレーするスポーツは、何か強靭なパワーを発揮しようとすると、どうしても歯を食いしばってしまいます。そのため実は、奥歯がボロボロになってしまうというアスリートも少なくないのであります。特に卓球などは、スマッシュやドライブなど瞬間的に強力な攻撃を行う際にぐっと歯に負担がかかるといいます。逆に歯を食いしばることができなければ、満足な攻撃はできないわけで、これだけ水谷さんの歯が白いのもうなずけるところであります。
またこの日は、プレゼンターとして水泳のオリンピック・メダリストでもあるスポーツ解説者の田中雅美さんが登場。田中さんは現役時代、虫歯の痛さを我慢したまま遠征へ、結果熱が出てきてしまい歯を抜くさまになり、該当の歯を抜いたものの体調は回復せず、散々な結果に終わったという苦い思い出があったことを振り返られました。ここまでお話をうかがっているとっていると、なるほどスポーツも歯が命だなということはよくわかります。
この日は受賞の記念としてトロフィーのほかに、金のラケット、さらにアパガード一年分と、歯に対して至れり尽くせりの授賞式となりました。1日からは、自身がドイツでプレーしていた際のチームメイトが自身のコーチとして就任、自身を強力にサポートしてくれるマンツーマンのコーチを得て、来年のオリンピック東京大会への、切符奪取の挑戦に臨まれる水谷さん。今後の活躍も楽しみなところですが、最後に力強く「スポーツ選手も、歯が命です!」と宣言。いや~水谷さんが言われると、どこかのCMのパクリではなく、本当の説得力のある言葉になります。皆さんも改めて自分の歯、自分の歯の磨き方を見直してみてはいかがでしょうか?