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最近ホラーづいている浅川は「すごく面白そうな話だと思ったし、自分の好きな世界観の中で生きることができるのは嬉しい」と主演抜擢を喜び「現場はホラー映画の撮影とは思えないくらいにぎやか。カメラマンさんも常に冗談を言うという、なかなかない現場でした」と回想。初共演となる北については「テストの段階から100でぶつかって来てくれるので、私も100でいけた。カメラが回る前からお互いボロボロ泣いたりして、素敵な女優さんです」とリスペクトしきり。
第56回カンヌ国際映画祭監督週間に正式出品された『極道恐怖大劇場 牛頭 GOZU』や『殺し屋1』、『麻雀放浪記 2020』の鬼才脚本家として知られる、佐藤佐吉による長編映画監督作。奇妙な夫婦に引き取られた児童養護施設育ちの孤独な少女・芽衣(浅川)に襲い掛かる未曾有の恐怖を描く。伏線が散りばめられた『Q』、答え合わせと同時に大どんでん返しの『A』(8月16日公開)2作連続公開となる。
ただ本作の撮影は前編・後編合わせて計6日間の撮影というハードそのもの。浅川は「この作品、スケジュールがなかなか…。6日間で撮影して、GW明けに特報を出して、5月末に劇場公開って。震えました。それこそがホラー」と爆笑。しかし完成度には自信ありで「それでもこの高いクオリティで、後編もほぼ完成していますから。人間ってできてしまうものなんですねぇ」と感心しきりだった。
一方、北は「脚本は読めば読むほど面白くて、読むたびに新たな発見があった。ホラー映画も初めてで、やっとホラーができるんだと嬉しかった」と喜色満面で「撮影現場はホラー映画なの?というくらい明るく楽しく、ワイワイ。撮影期間は確かに短かったけれど、濃密な時間すぎて忘れることはできません」と心に刻んでいた。