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5月も真っ盛り、中盤も過ぎるとそろそろ5月病の影響も薄らいでくる頃では?それなら仕事に、遊びに頑張っていきましょう!
ということで、仕事のストレス解消といえば、定番はやはりカラオケでは?遠方に遊びに行くよりはよっぽどリーズナブルですし、歌がうまくても下手でも、大きな声をマイクに向かって吐き出してしまえば、体にたまった恨みつらみもハイ、サヨウナラ!
そんなわけで今ではすっかり皆さんの生活にも定着してきたカラオケですが、17日に都内にて人気の通信カラオケ「JOYSOUND」シリーズを販売する株式会社エクシングが、「JOYSOUNS新商品発表会」を行いました。
今回発表された新モデルは、「JOYSOUND MAX GO」と「JOYSOUND 響II」の2機種。「JOYSOUND MAX GO」は現行の「JOY SOUND MAX2」を超える新たなフラッグシップモデルとして誕生。業界最多となる30万曲という膨大な数の曲数をそろえ、かつマイク音声入力を24bit/192kHzで音響処理したハイレゾ搭載、“極上の歌いやすさ”をさらに追及したモデルです。
一方、「JOYSOUND 響II」は“ナイト市場モデル”。同じくハイレゾ搭載のマイク、24万曲を収録し、かつアーティスト本人出演映像も豊富に取りそろえられています。さらに誰でも簡単にJOYSOUNDに楽曲や動画を配信できる「うたスキ ミュージックポスト」や「Free Wi-Fi」など豊富な機能を取りそろえた機種になります。
実はこの日の目玉はこれだけではありません。「ココロのボリューム、あげていこう」をキャッチフレーズに、新たな挑戦に着手するエクシング。その挑戦こそが、この日発表された新サービス「みるハコ」です。
これは「JOYSOUND」を歌うだけでなく、見て楽しめる多彩なジャンルの映像コンテンツを配信するというもの。単に歌って楽しむ場所だったカラオケルームに、新たな楽しみ方、楽しむ場所を提供するという意図のもと提示されたものであります。
具体的なものとしては、音楽ライブやミュージカルなどの長編映像のほか、曲のダウンロード・ランキング・歌詞を、スマホやパソコンで楽しめる音楽ダウンロードアプリ・音楽ダウンロードサイトとして有名なレコチョクと連携、同社が新たに開始する音楽動画配信サービス「Rec TV for JOYSOUND」提供の公式ミュージックビデオを大量配信。
サービス開始時点で約3000曲を搭載し、毎月の追加配信により年内にはオリジナルコンテンツを含む1万曲以上のラインナップが予定されています。
さらに業界初となるライブビューイング機能を搭載、「JOYSOUND MAX GO」が導入される全国のカラオケルームで、その映像を身近に楽しむことが可能となります。特に年間約200公演を行う株式会社ライブ・ビューイング・ジャパンとも連携し、この夏にも全国のJOYSOUND直営店におけるライブ配信が予定されているとのこと。
ライブ・ビューイング市場は現状まだそれほど大きな市場とはなっていませんが、カラオケ市場との連携を考えると大きな成長も考えられると、ライブ・ビューイング・ジャパン側としても大きな魅力を感じている様子。
また、大きな劇場で、迫力の臨場感と大人数で見る一体感をおぼえるビューイング、カラオケボックスで食事とともに、友人同士でにぎやかに過ごせるビューイングとそれぞれに楽しみ方の住み分けも考えられ、大きな魅力が生み出せる予感もあるようです。
この日は、この新サービスのサポーターとして、演歌歌手の北山たけしさん、アイドルの新流を図る“男装”グループ、dreamBoatプロジェクトの、風男塾、aer-アエル-、EUPHORIAの皆さんが登場、イベントを盛り上げました。
近年は“北島三郎”ファミリーの弟分、大江裕さんとのユニット「北島兄弟」が話題の北山さん。普段はステージだけでは飽き足らず、プライベートでカラオケボックスに行くこともあるそうで、先日は「JOYSOUND」のカラオケボックスにもご来店、全国採点にも参加され、ご自身の曲で一位を取られたそうですが「自分の曲で『手紙』という曲があるんですが、参加人数が2名だけでして…」などと語り、会場を沸かせながら、「みるハコ」実現時には、ライブビューイングとして「自分のステージを最初に見たい」と意気込まれていました。
一方、4月に3グループとして初めてお披露目、まだこれからの活躍が期待されるdreamBoatプロジェクト。この日も緊張しながら新鮮な環境に自分たちのスタートを改めて実感、今後の活動に対しても強い意気込みを見せられていました。
またライブビューイングに対しても、グループを代表してael-アエル-の祈夜星波(いりや せな)さんは「総勢18人のライブも客観的に見てみたい」と、興味津々。また、普段他のアーティストのライブもよく見られる祈夜さんだけに「普段は(ステージからの)距離を感じる一方で、音を楽しむという要素が(ライブは強い)ですが、映像が中心のサービスだけに、躍動感が楽しめるのではないか」とサービスに期待を寄せられていました。
そして年号も令和になり、新たな気持ちに向けての意気込みとして、北山さんは「新たな演歌を歌っていきたい。誰も聴いたことのない、初めて聴いてもらえるような」と、クリエイティブな意思を強くアピール。
dreamBoatプロジェクトとしては、一歩ずつ前に、着実に進んでいくことを宣言する一方で、風男塾の愛刃健水(あいば けんすい)さんが「東京ドーム!」と力強くコメント、さらに「せっかくだからライブビューイングも行っていただけるようになれば…」と成長に向けてどん欲な姿勢を明かされました。
コンテンツを提供される側にも、見て楽しむ側にも、何かワクワクする期待感が生まれてきそうなこの「みるハコ」サービス。サービスは2019年冬当たりより本格的にサービスを展開される予定とのことです。何か新たな楽しみも生まれそうな予感。皆さんもぜひ楽しみにその時を待ちましょう!