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3月4日紀伊國屋ホールにて、『母と惑星について、および自転する女たちの記録』の公開フォトコールが行われました。

公演では、芳根京子さん舞台初主演で全編長崎弁にチャレンジ‼脇を固めるキャストも豪華‼鈴木杏さん、田畑智子さんが続投、新キャストにキムラ緑子さんを迎えての再演になります。2016 年に旧パルコ劇場最後の新作舞台のために立ち上げ、華々しく最後を飾った舞台が待望の再演。パルコ・プロデュースゆかりの蓬莱竜太が書き下ろし、今作で蓬莱竜太は第20 回 鶴屋南北戯曲賞を受賞。

演出を務めるのは、パルコ・プロデュース「チルドレン」で第26 回読売演劇大賞及び最優秀演出家賞を受賞した栗山民也。初演に引き続き、各所で高い評価を得た本作を再び手掛けます。

テーマは、“命”。普遍的で、それでいてさまざまな色や形をもつ「家族」。蓬莱が母と三姉妹の女性4人を中心に描く家族の在り方は、特に母と娘という関係にひそんでいる独特の愛憎を浮かび上がらせます。そして、栗山民也の人間への深い洞察力により、悲しくも愛しい「家族」と「女たち」の「生きる」姿と形を描き出します。

出演は新キャストを含め、実力派女優4 人が集結。三姉妹の三女:シオには、16 年 NHK 連続テレビ小説「べっぴんさん」でヒロインを務め、その後、ドラマ「海月姫」、映画「累ーかさねー」など話題作に出演。その演技が高く評価され、第 42 回日本アカデミー賞 新人俳優賞を受賞した注目の若手女優・芳根京子。舞台は 15 年「幕が上がる」に続き 2 度目の出演となり、本作が初主演舞台となります。

母親には、「フェードル」(17)「にんじん」(17)と近年の栗山演出作品に立て続けに出演し、確かな演技力を見せつけたキムラ緑子。以上 2 人の新キャストを迎えました。

そして、今作の初演時での演技が高く評価され、第 24 回読売演劇大賞・最優秀女優賞を受賞し、舞台を中心に活躍の幅を広げている鈴木杏が次女役を、舞台・映画と存在感・実力ともに高く評価される演技派女優・田畑智子が長女役を、初演と同じく務めます。

「家族とはなにか」「女性の生き方とは」など壮大なテーマの中で、クセのある母娘4人の愛憎による人間らしさ溢れる壮絶なドラマの本作。母親を亡くした三姉妹が放浪の中、それぞれが抱える悩み、葛藤にどう向き合うのかが描かれます。

≪公演情報≫

パルコ・プロデュース 2019 『母と惑星について、および自転する女たちの記録』

【東京公演】 2019 年 3 月 5 日(火)~3 月 26 日(火) 紀伊國屋ホール ※高知、北九州、京都、豊橋、長崎にて公演ありあり

作:蓬莱竜太 演出:栗山民也

出演:芳根京子、鈴木杏、田畑智子・キムラ緑子

あらすじ

母親を亡くした三人姉妹は異国を旅している。父親を知らない三人姉妹。

三人姉妹は幼い頃からおよそ母親らしい愛情を受けた覚えがない。

「 私には重石が三つ必要なの-。 」それが母親の口癖だった。

三人姉妹はその母親と闘うため、いつもよりそって生きてきた。

そしてそれぞれの悩みを抱えた三姉妹が異国を旅していたある日。死んだはずの母が立っているのを見る。

企画・製作:株式会社パルコ

公演に関するお問い合わせ:パルコステージ 03-3477-5858(月~土 11:00~19:00/日・祝 11:00~15:00)

MEN’S NON-NO(メンズノンノ) 最新号:2019年3月号 (2019年02月09日発売)
Fujisan.co.jpより
情報提供元: マガジンサミット
記事名:「 【動画】芳根京子が舞台初主演&全編長崎弁にチャレンジ‼『母と惑星について、および自転する女たちの記録』公開フォトコール