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「ふたりはバレリーナ」(作:バーバラ・マクリントック 訳:福本 友美子 出版社:ほるぷ出版)
こちら、絵も物語も大人女子に満足頂けるチョベリグーな絵本でございます。そもそも海外絵本は子供向けというよりアートブックの要素が強く、大人が楽しめるものが多いのでございます。
さらに、この作者のバーバラ様、19歳の時に、世界中で2000万部の大ヒット絵本「かいじゅうたちのいるところ」の作者、モーリス・センダック様に勧められて絵本の創作を始めたいう絵本界のサラブレッドでございます。
お話は、バレリーナを夢見る女の子と夢をかなえた現役バレリーナのお話。二人の日常が並行して描かれ、ある日、…という内容になっております。夢を持って努力することの素晴らしさ、勇気をもって目標の世界に飛び込む勇気の大切さを痛感させてくれる絵本でございます。
そしてもう一冊。
こちらは、今年9月に出たばかりの日本の人気絵本でございます。
「おどりたいの」(作:豊福 まきこ 出版社:BL出版)
豊福様は、フリーのイラストレーターとして新聞、雑誌、バレエ専門誌、児童書の挿絵などを手がけ、昨年、「わすれもの」(BL出版)で絵本作家デビュー。
その作品が注目を集めたことから早くも第2作目として登場したのが、こちらの作品でございます。とにかく絵が素敵なのでございます。寝る前に読むと癒されること、間違いナッシングでございます。こちらも、チャレンジすることの素晴らしさを感じさせてくれる作品になっております。
2冊共に、毎日、仕事で、また夢に向かって戦っている女性に読んで頂きたい、寝る前に癒し絵本として読んで頂きたい絵本でございます。お忙しいとは思いますが是非、米倉様にも読んで頂きたいのでございます。そして、「あの絵本、読んだよ。ありがとう」と言われてみたいのでございます。…
(文:絵本トレンドライター N田N昌)