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また、9月17日(月・祝)「メットライフドーム」での西武対ソフトバンク戦の来場者全員に、現在のレジェンドブルーカラーのユニフォームに身を包んだ「プロ野球人形 イレコミ君 埼玉西武ライオンズ40周年Ver.」(非売品)を配布する。これはかなりの激レア品になりそうだ。
出典:https://sp.seibulions.jp/news/detail/00001859.html
イレコミ君には4つの表情があって、怒った表情、キョトンとした表情、泣いた表情、笑った表情と変えられる。
出典:https://sp.seibulions.jp/news/detail/00001859.html
ズームイン朝!では、勝ったチームは笑い、負けたら泣き、引き分けはキョトン、という風に使い分けられていた。Twitterでは、今でもこれを使用してチームの試合結果をつぶやく人もいるほどだ。
○D11-1C どらほ〰️‼️ マツダスタジアムで、ドラゴンズ打線大爆笑
— クッキー (@5423K) 2018年8月26日高橋選手、ビシエド選手本塁打2本づつ。先発 藤島投手 好投でプロ2勝利目‼️#dragons#中日ドラゴンズ#イレコミ君pic.twitter.com/Htm4F3fVBb
懐かしついでに、ズームイン朝!プロ野球いれこみ情報をちょっと振り返る。記憶違いがあったらごめんなさい。
7:18くらいになると、司会の徳光アナ(福留アナなど)が、巨人のハッピとかスタジアムジャンパーなんか着ていて、前日の試合で勝ったときはイヤミなくらいニヤニヤしながら自慢なんかする。前から飛んでくるボールをキャッチしてタイトルコールすると、コーナースタート。よほどのことがない限り巨人戦の試合から振り返り、活躍した選手をベタ褒めする。
セ・リーグ6球団には、それぞれ担当の応援アナウンサーがいて、試合があった地方局から解説者と一緒に試合を振り返る。阪神は読売テレビ・森、辛坊アナ、中日は中京テレビ・佐藤啓アナ、広島は広島テレビの脇田アナなどが思い出される。ちなみに関東圏の球団ヤクルトはタレントの伊藤克信、太洋は魁三太郎が努めていたが、未だになぜこの二人だったのかわからないと思っている人は多いハズ。
試合に勝った自慢やら負けた愚痴やらをトークしているうちに「ワリコミ情報~!」などと言って次の試合担当者が割って入って繋げるやり方が多かった。
・巨人担当の解説でよく登場していた平田翼は、巨人ばっかり褒めるので(それが仕事なんだけど)、他球団ファンの視聴者からかなり嫌われていた。
・阪神が弱かった1987年、負け試合の時は担当アナが「なんぎやなぁ」とボヤくのが定番となってファンの間でも流行り、この年の流行語大賞 銀賞を獲得した。
・パ・リーグは試合結果のみ字幕で紹介されるだけで殆ど取り上げられず、たまーに福岡放送からホークス情報が入るくらいだった。
・コーナーが残り15秒となったところで画面右上にカウントダウンの数字が出て、0になったら終了。
・ドタバタと賑やかだったコーナーのあとは一転して興奮状態を鎮めるような「朝の詩(ポエム)」というコーナーだった。提供は花王だった。
Jリーグも無かったあの頃は、スポーツコーナーといってもプロ野球以外に伝えるものが殆どなかった。にしても、各局を繋いでファン目線であーだこーだとバトルを繰り広げていたとは、なんとも手が込んだコーナーだった。
最後に、9月17日のメットライフドームで無料配布されるイレコミ君人形は、オークションサイトなどで売りに出ないことを祈りたい。ホント、やめて欲しい。