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マガジンサミット編集部矢嶋、これは取材しなくては!と意気込んでいたのですが、別の仕事があり血の涙を飲みながら別の編集部員にバトンタッチ。
こうして身長152cm、似てると言われるものはグレッグル(ポケットモンスター)という、言わば「東洋が生んだちんちくりん」の私が、「東洋の奇跡」の巣窟に出向くことになったわけです。
18日はプリンスパークタワーホテル東京にてウォーキングの審査会。
審査員には昨年度ミス・ワールド日本代表の山下晴加さんや、昨年度審査員特別賞を受賞された方々などミス・ワールドを熟知し、目の肥えた方々が集められました。
さあ、いよいよミス・ワールド・ジャパン2018ファイナリストたちによるウォーキング審査の開始です。
……?頭身がおかしくない??
ていうか、足、長くない…?
一体全体、身長何センチの体重何キロなんですか??
同じ人間とは思えない作りに困惑を極める編集部員。
むしろ私って人間だったっけ…?あ、そうかグレッグルか…。そんな思いさえ抱く始末。
多分だけどわたしの肩あたりに腰がある…
あとなんか近くを通るといい匂いがする…
同じパーツでできてるとは思えない仕上がりに、ウォーキングを見ながら神様を呪いました。
まあそんな私でも、ちんちくりんなりに良い所はあるよ!小さいところに入り込めるし、小回り聞くし、スペースとらないし!と自分で自分を慰めながらなんとか1日目の取材終了。
ブレイクマイハートを抱えつつ、次の日は錦糸町のJOY FIT LABO TOKYOで行われたスポーツ審査会へ。
ヨガ、バービージャンプ、プランクという3つのブロックで審査をしていくのですが、30人もいるので、4〜6人のチームに別れて己との戦いに挑んでいきます。
スポーツウェアに身を包んだファイナリストを見て、治りかけていた私のハートがさらにブレイク。
体のラインきれいすぎない??
なんの飾り気もないスポーツウェアを着てるだけでも可愛いってどういうこと???これを着こなせるなんて世界の中でも限られた人間…
…限られた人が一堂に会しちゃってる〜〜〜神様もびっくり〜〜
しかし、このスポーツ審査会で、ファイナリスト達が外見も内面も美しいことを私は目の当たりにするのです…
ヨガブロックは、ヨガインストラクターをしている西澤さん、西林さんを筆頭になんなくクリア、多少バランスポーズでよろけるファイナリストが出つつも、なんとか審査終了。
続いて行われたバービージャンプ。これがとってもキツそう!しゃがんで床をタッチして、そのまま腕立てのような体制まで足を伸ばし、もう一度足を元の位置に戻してからジャンプ、これを1分間に何回繰り返せるかという審査。
き、キツ〜〜〜
この競技、他のファイナリストも周りで待機していたのですが、観客に回っている子達から声援があがるあがる!
一人一人名前を呼びながら、頑張れ!あとちょっとだよ!と声を掛け合う姿に目頭が熱くなる一方。
次のプランクという、1分間この体制で耐え切らなきゃいけない地味〜にキツい審査も、最後の10秒は自然と観客側のファイナリスト皆が手を叩きながらカウントダウン。あと少し頑張れ!と声援を送り続けていました。
いわば自分以外皆ライバルともいえるこの状況で、真摯に相手を応援できる心の綺麗さ、美しさに心底感動。
終わったあともお互いを称え合う彼女達は光り輝いて見えました。
心も体も綺麗なのは神様のひいきでもなんでもなく、彼女達の汗と涙と努力の結晶なんだろうな…そう感じる2日間でした。
そんな彼女達が本気で挑んだ審査会の結果がわかるのは、ANAインターコンチネンタルホテルで8月28日に開かれるミス・ワールド2018日本大会。
審査会を見ていて、誰が日本代表になってもおかしくないし、恥ずかしくないな、と純粋に思いました。どこから目線だよ、という感じですが。
結果がどうであれ、彼女達の頑張りが報われることを切に願っています。
この2日間でだいぶ私も心が洗われた気がします。グレッグルから普通のカエルくらいにはなれたかな。
以上、マガジンサミット編集部員がお送りいたしました。