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アラサー男性の「気になる」を追求する『マガジンサミット特集』!今回は”気になるけど入りにくい店構え”が多い「水タバコ(シーシャ)」の実態や楽しみ方をご紹介します!!
東京都議会で6月27日に受動喫煙防止条例が成立したこともあり、2020年に開催される東京オリンピック・パラリンピックの開幕前には、ますます喫煙者の肩身が狭い世の中に!ってことで元喫煙者で水タバコ未経験のマガジンサミット編集部・矢嶋が実際にお店に行って取材してきました!
今回は東京都狛江市のPILA SUN (ピラサン)にお邪魔し、店主の中田さんにシーシャのアレコレを聞いちゃいました!
「諸説あるんですがインドで生まれた文化でして、最初はココナッツの実を半分に割ってボトルにし、植物をホースにして始まったと言われてます。さらにトルコなどに渡って陶器に変化し現在の形状、文化に成長しました。
シーシャの原理はとても簡単で、炭を燃やしてタバコを吸い、ボトルの水をフィルターにして、ニコチンやタールを削いだものを吸い、楽しんだりリラックスしたりする嗜好品です。
男性は好きだと思いますが、同じタバコの葉を使ってもボトルの形、(フレーバーの)入れ方、炭によって味が変わるのでとても奥の深い文化だと思います。ちなみに当店ではこだわりのMitsuboshiという国産の炭を利用してます。」
試させていただいたのは「フレッシュ」というフレーバー。シーシャ初体験の私が一吸い…
喉への負担は少なく、夏にぴったりの清涼感のある匂いが鼻を刺激!大量の煙が出るためとても楽しめます。何と言っても、ボトルの水が吸う度にコポコポなるのが堪らないですね。音にやみつきになってしまいます。
「タバコですので、依存性はもちろんあります。フィルターを通しているとはいえニコチンは含まれます。また使用する炭によっては、吸っていて立ち眩みを起こしたり、一酸化炭素中毒を起こされる方なども稀にいます。」
「それすごい言われます(笑)ぶっちゃけ年配の方とかはヤバイ店と思ってる人もいますしね(笑)
本当にそんなことなくて、中東なんかではスタバみたいな所にシーシャは置いてあります。チャイとシーシャで優雅に過ごす…といった文化ですよ。」
「女性だけでシーシャを吸いに来るお客さんや、公務員の方も来店されますよ!また、非喫煙者でシーシャさえ吸ったことない方も来ていただいてます。タバコを吸わない人も、服が匂いに残ったりしないから嫌がらないですし、見た目もラグジュアリーで女性もとっつきやすいですね。
シーシャはすごいコミュニケーションツールだと思っていて、味の共有をしたり、普段と雰囲気の違う環境での会話など、来店される方にはとても楽しんでいただけてると思います。
それに、この店で出会って結婚された方々も結構いらっしゃるんですよ!」
「よく店に入りにくいって言われます(笑)う〜ん…友人や同僚の方と気軽にお越しください(笑)初めてと伝えてもらえればお好みのフレーバーやお酒を提供しますよ!お1人様でも、カウンター席がありますし、他にお客様がいれば紹介もできると思いますよ。」とのこと。もうすでにコミュニティーが出来上がってそうで入りづらい・・・なんてそこのあなた、全然大丈夫ですよ!!
ちなみにそれぞれに合う飲み物を聞いてみると
・チョコミントフレーバー→バナナフレッシュジュース
・ミント系→ジントニック
・フレッシュ→モヒート、甘い系、ジェットミルク
という組み合わせがオススメだそうです。
でもやっぱりお店には入りづらい・・・って方はシーシャの道具一式がネットで1万円ほどで購入できるので、まずは自宅で試すってのもアリかも。
注意点を聞くと「私も経験あるんですが、炭を落としてしまい火傷や床を焦がすこと。お酒を飲んだ状態での作業は本当に注意が必要です。」とのことでした!
前述の質問にもあるように、「怖い」イメージのあった水タバコですが、店主の中田さんの自然体で優しい人間性も相まって、「一人で来店しても楽しめるな」と思えました。
個人的な感覚ですが、喫煙所のコミュニティの延長線上に「シーシャを囲んで会話を楽しむ」という行為があるのかな、と感じました。そう思うと、高く感じていたハードルもグッと低くなりました。店主の中田さんは「せかせかした日本にゆっくりと楽しめるシーシャを」と力強く語っておりました。これを機に初心者になってみてはいかがでしょうか!
店名:PILA SUN (ピラサン)
住所:東京都狛江市東和泉1-18-5-2F
番号:03-5497-5559
営業時間:19:00〜27:00(19:00〜23:00迄ならインド料理等のスパイス料理も注文出来ます。)
定休日:毎週水曜日
Instagram:@pilapilapila1978