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「しんぞうとひげ」(採話:しまおか ゆみこ 絵:モハメッド・チャリンダ 出版社:ポプラ社)
東アフリカはタンザニア、ザンジバル島の民話でございます。
タイトルからしてアフリカ大陸っぽいです。なかなか日本では、こんなタイトルの民話は見つかりません。もちろん、主人公は「心臓」と「髭」でございます。ワイルドだろぅ~でございます。かなりのナンセンスでございます。というか、天然でございます。
日本にも、マツコ・デラックス様が絶賛したナンセンス絵本界の巨匠、長新太様がいらっしゃいますが、その長様も仰天のキャスティング、あんど、ストーリーでございます。アフリカならではお話であり、一体どう決着するのか…最後まで油断できない展開になっております。
そして、この心臓くんと髭くんを描いているのが、ティンガティンガ・アートの大御所、モハメッド・チャリンダ様でございます。
ちなみに、ティンガティンガ・アートとは、1960年代末に、タンザニアのザルエスサラーム郊外で誕生した絵画スタイルでございます。6色のエナメルペンキで、タンザニアの豊かな自然や動物、さらに人々の生活風景を色鮮やかに、そしておおらかに描くアフリカを代表する現代アートでございます。
大雪の被害、皆さまのところは大丈夫でしょうか。大寒波が去って穏やかな陽射しがさしますように。太陽が地球に暮らす動物たちを見守る、ティンガティンガ・アートで、ぬくもりをお届けします。
— アフリカフェ@バラカ (@africafebaraka) 2018年1月25日
大雪による配送遅延について アフリカフェ@バラカ https://t.co/Y76zio89VKpic.twitter.com/A9xhTihSwX
ちなみに、こちらの絵本は人気絵本月刊誌「MOE」でも紹介されておりました。
アフリカの文化と芸術が同時に短時体で体感できる大人絵本「しんぞうとひげ」
是非是非、ご体験くださいませ。
(文:N田N昌)