プロ野球の中継試合が地上波放送から減少傾向にある昨今。プロ野球好きに、そしてお笑い好きに突き刺さるトンデモな座談会が密かに開催されたゾ!

3月30日に開幕するプロ野球セントラル・リーグ、パシフィック・リーグ、全12球団の公式戦を全試合生中継するJ:COM TVでは、開幕直前企画として「J:COM プロ野球セ・パ全12球団放送記念 そっくりさん座談会」を実施。席に着いたのは、“桑田ます似”氏率いるプロ野球そっくりさん軍団と、“毒舌”野球解説者としてネット上でもザワザワされている元千葉ロッテマリーンズ・里崎智也氏だ。

この座談会の狙いはペナントレース順位予想なのだが、プロ野球そっくりさん軍団によるセ・リーグVSパ・リーグのモノマネバトルが勃発!桑田真澄選手はもちろんのこと、今シーズン注目の清宮幸太郎選手、さらには素人ならば見逃してしまうような“細かすぎて伝わらない”各選手のモノマネがフリージャズのように行われた。

判定員を務めた里崎氏も本家公式戦よりも、ある意味熱すぎる対決に「もっと自分をアピールしなきゃ!」「大げさにやらなきゃダメ!」など本気モード。里崎氏の爆笑をさらい“セーフ”をもらうそっくりさんは一体誰だ!?

そして本題の“そっくりさん”たちによる今シーズンのペナントレースの順位予想では、12人中6人が「パ・リーグは福岡ソフトバンクホークスが優勝」と予想。その一方でセ・リーグについては大紛糾し、混戦の予感。モノマネをするためにその球団を分析・研究し尽くした“そっくりさん”だからこその選手や球団に対する熱い思い、さらにプロの野球解説者とは一味違った視点もあり、里崎氏が唸る一幕もあった。

気になるのは、選手としてそして解説者として様々な試合を目にしてきた里崎氏による優勝予想だが、「シーズン中の故障者は予測できないが、現時点でこの2チームは、マイナス面の“たられば”が少ない」として、セ・リーグでは広島東洋カープ、パ・リーグでは福岡ソフトバンクホークスを挙げた。その予想通りになるのか、それとも意外な展開が待ち構えているのか…。

また全12球団の試合を楽しむポイントについて里崎氏は「今年でいうと松坂選手やメジャーから帰ってきた上原選手、そして清宮選手、ロッテの安田選手、広島の中村奨成選手など若い選手の動向も面白いと思うのでチェックしてみるといいでしょう」とアドバイス。

また監督就任への可能性については「やってあげてもいい!というスタイルです。常に契約ごとは対等でいなくてはいけませんから。僕が欲しいなら、僕の出した条件を飲めればそこから契約。いきなり二つ返事でやるという事はありません。勇気がある方はぜひ!」と“毒舌”解説者ならではのスタイルで教えてくれたゾ。

なお、これら座談会の様子は「J:COMプロ野球中継2018」の公式サイト内の特設ページ(https://www2.myjcom.jp/npb/zadankai/)で全編無料公開中。プロ野球開幕に備えて、絶対にチェックしてくれよな!

週刊ベースボール 2018年4/9号 (2018年03月28日発売)
Fujisan.co.jpより
情報提供元: マガジンサミット
記事名:「 プロ野球界に激震!?“セ・パ全12球団そっくりさん”による前代未聞の座談会開催