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愛着のある地元のホテルや憧れの海の見える教会、海外挙式…華やかな結婚式は二人にとって一度きりの晴れ舞台。結婚式はやり直しができないからこそ、不安もつきものですよね。
このほど旅行会社の株式会社ジェイティービーが、結婚式に関する不安や満足度を調査した結果を発表しました。それによると、結婚式にまつわる不安解消のキーは相談相手にアリ、というのです。
この調査は日本全国の既婚女性500人から回答を集め分析したもの。地元や居住地での挙式経験者とリゾート地での挙式経験者それぞれ250人ずつに「挙式準備における不安ポイント」と「挙式後の満足ポイント」についてリサーチしています。
回答者の6割が「不安があった」と答えた中、特に意見が多かったのは「費用がどのくらいかかるか」「天候」「準備の漏れ」でした。
「海外挙式のため、飛行機代・ホテル代・家族の渡航費などの総額が想像つかなかったから」(38歳/リゾートウエディング)や「チャペルまでの道や、フラワーブーケを受ける場所が吹き抜けだったから」(38歳/地元・居住地ウエディング)など、いずれの挙式スタイルにおいても不安がありました。
もやっとした不安はどの程度解消されたかという結果を見ると、そこで挙式スタイルにより少し差が出ました。
項目にもよりますが、リゾートウエディング経験者の方が、多いところで17ptも多く解消されていたのです。準備を進めていく中で杞憂に終わったり、きちんと解消されていたり、というパターンが多いようです。
それでは、どのように解消できたのでしょうか。
回答を見ると、結婚相手に相談した、ウエディング会社・旅行会社に相談した、親に相談した、友人に相談した、など「相談」により解消したケースが大多数を占めました。しかしその相談相手も、悩みの内容や、挙式スタイルごとで意見が分かれました。ここに不安解消のポイントがありそうです。
例えば、「挙式当日に喜んでもらえるか」という不安は、地元ウエディングではゲストのことに精通した結婚相手が1位だったのに対し、リゾートウエディングではその地でノウハウを持ったプロが1位となっています。逆に、「気に入った会場が見つかるか」という項目においては、地元ウエディング1位がプロなのに対し、リゾートウエディングリゾートウエディングの1位は結婚相手でした。
また、不安要素トップ3に入っていた「費用」「天候」「準備の抜け漏れ」についてはどちらの挙式スタイルでもプロに相談して解消したケースが1位となっていました。プロの意見やアドバイスをもらいつつ、挙式スタイルと不安要素により、解消につながるパートナーや親、友人などに相談していくことがクリアできるポイントのようです。
はじめの不安は多かったものの、地元ウエディング、リゾートウエディングともに、自身の挙式を自己採点すると平均約90点とかなり高めの満足度とをつけていました。抜かりない準備があれば、最高の晴れ舞台が待っています!