「残業続きで荷物が受取れない」「冷蔵庫が空っぽだけど今日は家から出たくない」そんな時ってありますよね。我が家でも子供が二人とも嘔吐、下痢…で買物に行けない。ネットスーパーではお昼に間に合わないし!という緊急事態が発生。

 

そういえば『ロボネコヤマト』の実用実験のチラシがポストに入っていたことを思い出し注文してみることにしました!

 

『ロボネコヤマト』とは?

聞きなじみのない『ロボネコヤマト』ですが、ヤマト運輸とDeNAが自動運転社会を想定し、次世代物流サービスを実現するための共同プロジェクト。従来の宅急便の荷物も、自宅でだけでなく、好きな場所で受け取れ、時間枠も10分枠で指定できる【ロボネコデリバリー】と、地域のお店の商品をまとめて購入し、宅配してもらえる【ロボネコストア】があります。

 

※出典 ロボネコヤマト https://www.roboneko-yamato.com/

 

来年3月まで実施されている「実用実験」地区に、筆者の住まいがたまたま該当したため今回は【ロボネコストア】から品物を注文します!

 

9:4010:00 

まず、どんなお店が加盟しているかチェック。近くで評判のパン屋さんや洋菓子店、カレー屋さんにお好み焼き屋さんも!スーパーで注文しようとするも使い勝手がよくわからず手間取る。3000円以上で利用料が無料になるので、最後のとどめに米を購入!

 

※出典 ロボネコストア https://store.roboneko-yamato.com/

 

地図から受取場所を選択し、10分刻みに選べる宅配時間の空きが最短で11:30だったので11:30を指定。21時までの配送時間枠で埋まっている時間もちょこちょこあったので需要は多いよう。

 

10:45 

見慣れない携帯電話から着信。注文したパンが品切れとのこと。利用料はなしでそのまま配達しますと留守電が残っていた。

 

11:27 

登録した電話番号に「まもなく車が到着します」というアナウンスと同時に外から車のドアの開閉音が。到着したことに気づく。

 

 

11:30 

QRコードが必要なのでスマホ片手にドキドキと外に出ると、黄色と黒の車体にネコのマークとロゴと、シンプルだけど目立つ車が家の前に!実験開始から間もないためか、運転してきた人が出ていて戸惑う筆者に「この画面にタッチして、QRコードをかざして、ボタンを押すとロッカーが開いて…」と丁寧に説明してくれる。

 

※常温、冷蔵、冷凍と保管するロッカーが異なるため、3つのロッカーから荷物を取り出し終了。

 

注文してから荷物の受取り完了までにかかった時間は約1時間半!短時間で配達してくれるのはもちろん、エリア内であれば駅や会社、公園、カフェなど、荷物を受取りたい場所に宅配してくれるっていい!なによりも配送時間枠が10分単位というのが、今までだと例えば再配達で翌日午前中に指定してしまうと、なんとなく荷物が来るまでしばられてしまう感があったのが10分なら確実に待てますもんね。

 

ピクニックやパーティに使えるじゃん!

『ロボネコストア』でいうと加盟店も商品もまだ少ないけれど、重たい荷物などはもちろん、近所のオシャレなパン屋さんのパンを届けてもらってピクニックやホームパーティしたら盛り上がりそう!現在は実験段階なので有人の配達ですが、将来的には無人の車が荷物を届けに街を走り回る予定なわけで、なんだか不思議な感じがします。

 

 

「無人ならば駐車禁止の場所に配達できない?」とか「渋滞に巻き込まれたら裏道を探せる?」とか「事故に出くわしたらどうするの?」などなど、数々の疑問が浮かびますが…。実現したら本当に便利!今後が楽しみですね!

 

情報提供元: マガジンサミット
記事名:「 ホントに無人で配達できる? ついに実験開始した『ロボネコヤマト』体験記!