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データ活用のプロフェッショナルであるガーミンジャパン株式会社は、Garmin ウォッチを活用した睡眠改善体験会を開催した。
日本の社会的な課題とされている睡眠。多忙な現代生活での睡眠時間を毎日確保するのは難しい中で、その質を改善することで、慢性的な疲労感や日中の集中力への対策にもなると言われているGarmin ウォッチには睡眠計測機能のほか、コンディションをコントロールし毎日をより充実して過ごすために役立つ多彩な機能が搭載されている。
本体験会では、ビジネスマンのパフォーマンス向上を中心とした生活習慣改善コーチングで多数の実績を持つスリープコーチ 角谷リョウさんが講師を務め、会の参加者はGarmin ウォッチを実際に私生活で使用し、睡眠を中心としたコンディションコントロールを体験した。
体験会は全2回実施され、第1回目の5月31日は、 睡眠改善に役立つ Garmin ウォッチの機能紹介と角谷さんによる睡眠改善講座(Garmin によるデータの読み解き方や活用法など)が行われた。第2回目の6月14日には、第1回目からの2週間の変化の確認や評価などが行われる。
角谷さんによる睡眠改善講座の中で、「最強の回復スキル『睡眠』をマスターする」「ボディバッテリーを活用して日常で回復する」「心身に負担の大きい6月を快適に乗り切る」などの内容で睡眠改善の説明が行われた。
参加者は「今自分はどれくらい疲労が溜まっていると思いますか?」という厚生労働省による「披露蓄積度テスト」をワークとして行い、自分たちの疲労蓄積度をチェックした。「イライラする」「仕事中、強い眠気に襲われる」などの13項目に対して、「ほとんどない(0)」「時々ある(1)」「よくある(3)」の中から回答を選ぶ。回答の合計スコアによって疲労蓄積度がわかり、8~14点や15点以上(披露蓄積が危険状態)だと、確実に対策しないと危険だと角谷さんが解説した。
Garmin ウォッチには「睡眠スコア」と「睡眠コーチ」という睡眠改善機能が搭載されている。角谷さんは、ガーミンを活用した睡眠改善の3つのポイントとして、1.深いノンレム睡眠の時間を確保する、2.睡眠スコアを向上させる、3.中途覚醒回数を減らす、を挙げた。
また、睡眠改善には下記の5つのアプローチがある。睡眠環境の改善、朝の目覚めの改善、睡眠圧の増加、寝る前の入眠ルーティーン、腸内環境&入眠ルーティーンの5つを行うことで睡眠が改善されていくそうだ。
第1回の体験会では、朝の目覚めの改善と睡眠圧の増加の2項目を試すことになり、それぞれ10個の改善方法が角谷さんにより説明された。次に、睡眠改善された後の確認方法として、Garmin ウォッチの「ボディバッテリー機能」が重要になってくる。ボディバッテリー機能で自分のエネルギー残量を確認できるため、寝る前から起きた後や、仕事中のエネルギーが減っていく経過や結果を可視化することができる。
さらに、6月は湿気が多いのに冷房を使う人が少ないなどの理由で、最も睡眠も日中の回復も難しいと角谷さんは解説。不調になりやすい6月こそGarmin ウォッチによる睡眠改善やボディバッテリーの確認を行うことで健康にすごせるようになりそうだ。