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「足立区マイナスイメージ払拭プロモーション発表会」が東京電機大学1号館100周年ホールにて、5月28日に開催。足立区 政策経営部課長 栗木希氏、足立区で育ったお笑いコンビ・マシンガンズの滝沢秀一が登壇した。
同発表会は、「治安が悪い」など、根強く残る足立区外からのマイナスイメージを払しょくするため、足立区は区外に向けたプロモーションを本格始動したもの。
平成22年4月に創設されたイメージアップの専管組織「シティプロモーション課」は、足立区を「自慢できる」「誇れる」まちへと進化させるため、10年以上の歳月をかけ、区の魅力を磨き、創り、区内企業・団体、区民と一体となって地域課題に取り組み、それらの成果を戦略的に発信していくことで、区内・区民をメインターゲットにした足立区独自のプロモーションを進めてきた。
今回の発表会では、世間のイメージを逆手にとった「ワケあり区、足立区。」というコンセプトが公表された。「足立区で何かをするには"ワケ"がある」といった形で、足立区の「先進性」や「プラスの魅力」を積極的に発信し、区民が感じる「現実」(リアル)と区外在住者が抱く「イメージ」のギャップ解消を目指す。
トークセッションにて滝沢が登壇し、栗木氏と足立区について語り合った。滝沢は、3歳から22歳まで足立区で生活し、北千住駅の付近の居酒屋でアルバイトもしていたという。お笑い芸人のセカンドチャンスのためというコンセプトの漫才トーナメント番組『THE SECOND』で2023年にマシンガンズは準優勝し、滝沢は芸人の仕事をしながら清掃作業員としても働いている。
栗木氏から「お笑いの仕事も増えてきていると思いますが、清掃作業員の仕事もまだ継続するんですか?モチベーションを教えてください」と質問されると、滝沢は「ゴミ清掃の仕事が好きなんですね。好きだからやれるみたいな。ゴミ清掃員をずっとやられてる方をカッコいいなと思ったんですね。ゴミ収集車の運転手の方に『僕が回収してきたところを見て見ろ!』と言われて見たら、夕日に照らされて綺麗になってたんですよ。日常って当たり前の連続じゃなくて、誰かが努力して日常って保たれてるんだなと思って」と、清掃作業員への憧れとこれからも継続していく意思を伝えた。
足立区や区外の方へのメッセージとして、滝沢は「足立区は23区の『セカンド』だなって思いました。今までは足立区出身と言ったら反応がよくなかったですが、良い面がいっぱいありますし、がんばってる人もいっぱいいたりするんですよ。『THE SECOND』は『おじさんを再認識しましょう』みたいな感じの大会なので。もう一度見直して良いところを見ようと。足立区は未来に向かう区だと思っています」と語った。