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今時の若者、Z世代にとって、異性との出会いはマッチングアプリが主流になっています。ひと昔前まで、知人の紹介や合コン、相席屋やナンパといった出会いの場がありましたが、今時の若者はそういった場に顔を出しません。
コロナ禍という自粛期間を、一番活発であろう学生時代などに経験したZ世代は、大人数が集まる場への苦手意識が高いのが特徴です。
その代わり、家にいても携帯一つで異性と出会えてしまうマッチングアプリは、生産性が高く、若者にとってもっともメジャーな出会いの手段となっています。
また、今時の若者はそう簡単に体を許しません。これもコロナの影響が大きいとされています。
というのも、Z世代は私達の多くが経験した大人数の「飲み会」とやらを経験している人が少ないため、理性を失うまで飲むといった行為をしません。
そのため、異性と2人きりで飲みに行くにしても、理性がきちんと保たれており、男女の関係に発展しいくい傾向があります。また、今時の若い男性は積極性に足りない部分があるのも背景の一つです。
最近の若いカップルに、男性が奢るといった概念は存在しません。歳の差があり、収入にも差があるカップルの場合少し話は変わってくるのかもしれませんが、基本的にデートでも割り勘が普通です。
この背景に男女平等の考え方があります。年収も男女に大差がなくなってきた時代、男性が奢るという考えは古いのです。
Z世代のカップルは基本的に告白をしません。そもそも告白というのは「契約という名の縛りだ」という考えを持つ若者が多いです。
「一緒にいたいから一緒にいる」のではなく「告白したから一緒にいなければならない」といった縛りに該当するという考え方です。
では、何を基準に付き合っているかというと「自然な流れで週末を2人で過ごすようになったら」です。よって別れる時は「自然な流れで会わないようになったら」です。
確かに、筆者の世代になると、付き合っているから連絡しなければならない、会わなければならないといった概念にとらわれている人が多いのも事実です。
最後に、最近の若者は職場に恋愛を持ち込む人が少ないです。その理由に、最近の若者は、プライベートと仕事のオンオフが良くも悪くも使い分けれていることです。
さらには、昔とは違い、職場でのパワハラやセクハラといったガバナンス部分に厳しくなっているため、勤務時間外での社員同士の交流が極端に短いことが挙げられます。
少し前まで、社会人の出会いといったら職場でしたが、今はそう簡単に相手のプライベートに足を踏むこむことができなくなっています。
そのため、職場とは全く違う場所、例えばマッチングアプリなどでの出会いが多くなっているのではないでしょうか。
Z世代の恋愛観は、我々とは異なる点が多いかもしれません。若者と付き合う際は以上のことを理解したうえで付き合うようにしましょう。