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1928年アメリカシカゴにて創業、老舗通信関連企業のモトローラ。その日本法人であるモトローラ・モビリティ・ジャパンは11月20日、折りたたみスマホの新モデル「motorola razr 40」と「motorola razr 40s」を発表しました。
発売に先立ち、都内で行われた新製品記者発表会。本記事ではその模様と新機器のご紹介をします。
モトローラでは、今年8月に折りたたみ式スマートフォン「motorola razr 40 ultra」を発売。デザイン性や使用感など、多くのユーザーから高い評価を獲得しています。
そして今回、折りたたみ式でより手頃な価格帯を実現したのが、11月22日に発売となった「motorola razr 40」。12月8日には「motorola razr 40s」を発売予定です。
どちらもハードウェアの違いはありませんが、前者がSIMフリー版、後者がソフトバンク専売モデルとなっています。
「motorola razr 40」は公式オンラインストア価格で12万5800円(税込)。現在日本で展開されている折りたたみスマホは高価格帯のものが占めており、横折り端末が25万円前後、縦折り端末が15万円前後の機種が多い。その中で「motorola razr 40」の価格は実にお買い得といえるでしょう。
なんといっても、コンパクトで象徴的な折りたたみデザインが目を引きます。しずく型ヒンジシステムにより、折り目を感じさせない設計。折りたたんだ状態でも1.5インチのアウトディスプレイでさまざまな操作が可能です。
カメラ起動時には、アウトディスプレイをファインダーとして使用できるので機能的で便利です
メインディスプレイは6.9インチの有機ELを採用。144Hzのリフレッシュレートにより、なめらかな画面表示を実現しています。また、フレックスビュースタイルにより、自由な角度で自立させることが可能に卓上置きやスタンド、ハーフオープンといったさまざまなスタイルで生活シーンに密着した使い方ができます。
CPUにはパワフルなQualcomm® Snapdragon
発表会には、モトローラ・モビリティ・ジャパン代表取締役社長の松原丈太氏と、ソフトバンク モバイル事業推進本部 本部長の郷司雅通氏が登壇しました。
なぜ今、「motorola razr 40」を発売するのかという背景のひとつとして、「ユーザーにもっと選択肢を」というポイントを挙げた松原氏。
「今普及しているスマホは見た目がほぼ同じで、どこが違うかわかりにくい。ガラケー時代に多種多様なモデルがありましたよね。折りたたみスマホがあることでその時代に近づけるのではないかと考えています」
また、郷司はキャリアとして唯一razr 40sを取り扱うことになった経緯を説明。
「ソフトバンクは、これまでにさまざまな先進製品を出してきましたが、次の一手は折りたたみスマホの市場ではないかという考えから取り扱いを決めました」
さらに、「razr 40s」の販売価格は9万9696円(税込)からと、10万円を切る値段にすることも明らかに。のりかえで契約し、「ペイトク」や「メリハリ無制限+」などのサービスに加入と、条件はいくつかありますが10万円以下での販売はインパクトが大きいのではないでしょうか。
スマホが普及し、珍しくなっていた折りたたみ式の携帯ですが、今後はまた人気が再燃するかも!?手頃な価格で人とかぶらないスマホを探している方は、ぜひ試してみてはいかがでしょうか。
(※参考)
モトローラ・モビリティ・ジャパン「motorola razr 40」
https://www.motorola.co.jp/smartphones-motorola-razr-40-2023/p