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主演の二宮は「一日一日同じ日はないし、大変な一日もあれば嬉しい一日もある。毎日一生懸命生きるべきだとこの映画を観た時に改めて思わされたし、何が起こるかわからない中で自分たちは生きていくんだと思いながら、今日この会場に来る途中に元気に歩いている大野智に出会いました」と嵐元メンバーとの再会を報告した。
客席が驚きでどよめく中「彼は街中を凄く元気に歩いていました。なんか見たことのある人が歩いているなと思ったらビックリ。こんなことってあるんだなと。『何しに行くの?』と聞かれて『今から舞台挨拶だ』と伝えたら、『へ~、頑張って~!』と言われた。縁で繋がっていると思わざるを得ないシチュエーションで、毎日一生懸命生きていくものだなと改めて思った面白い出会いでした」としみじみしていた。
主人公の悟(二宮和也)と携帯を持たない謎めいた女性・みゆき(波瑠)。喫茶店で出会ったふたりが交わした、たったひとつの大切な約束。「毎週木曜日に、この場所で会いましょう」。携帯電話で気軽に連絡が取れる現代に、あえて連絡先を交換せずに、週に一度だけ“会うこと”を大切にしてゆっくりと関係を紡いでいくのだが…。
本作では、時代が変わっても変わらない“会いたい気持ち”が描かれている。長年にわたって大切にしているものを聞かれた二宮は「人の話を聞くときに否定から入らないようしている。考え方が独特だからなのか僕は否定から入られがちだったので、そうじゃない人になりたいと肯定から入るようにしています」とオープンマインドを強調。波瑠は「できるだけ普通に生活することを大切にしています」といい、桐谷は「フワフワお昼寝」、浜野は「ダンス」、藤原は「初めての景色を忘れずにいること」、板谷は「サヨナラしたときに相手が見えなくなるまで見送る」とそれぞれ大切にしているモットーを述べた。