パナソニックは、20~40代の女性500名を対象に「夏の髪ダメージ」に関する調査を実施。その結果が発表され、夏が終わったらなぜか髪がパサパサになる「夏枯れ髪」を8割近くの人が経験していることなどが明らかになりました。

最初に「夏の終わりは、髪のダメージを感じやすいタイミングだと思いますか?」と質問すると、91.8%が「そう思う」と回答。さらに「夏の終わりに、ダメージの蓄積による髪のパサつきが気になった経験はありますか?」と尋ねると、79.4%が「ある」と答えました。多くの人が夏のダメージにより「夏枯れ髪」といえる状態を経験しているようです。

なお、「夏のダメージの蓄積による髪のパサつきを、最も実感しやすいタイミングは1年のうちいつ頃だと思いますか?」と聞くと、「8月」(34.8%)、「9月」(27.7%)が特に多い結果になりました。今の時期は、まさに「夏枯れ髪」に陥りやすいタイミングであることがわかります。

ダメージを受けた髪の具体的な状態としては、「毛先が乾燥する」(66.2%)が最多で、「手ざわりが悪くなる」(58.4%)、「髪が広がる」(46.6%)、「ツヤがなくなる」(42.3%)、「浮き毛(アホ毛)が増える」(38.8%)などの回答も目立ちました。

「夏枯れ髪」について、「夏のダメージの蓄積により髪がパサついた状態は、老け見え(実際の年齢よりも見た目が老けて見えること)の原因になると思いますか?」と聞くと、「そう思う」と回答した人は94.8%に。「夏枯れ髪」は、見た目全体にもマイナスな影響を与えてしまうようです。

続けて「夏のダメージの蓄積を含めた髪のパサつきに対して、普段のヘアケアで十分な対策ができている自信はありますか?」と聞いたところ、「十分な対策ができている」と答えた人はわずか3.8%。「対策はしているが十分とは言えない」(54.4%)、「対策できていない」(41.8%)と答えた人が大多数となりました。十分な対策ができていない理由としては、「面倒だから」(43.5%)、「うっかり忘れてしまい、続かないから」(31.2%)、「何をすればよいかわからないから」(36.6%)、「時間がないから」(26.6%)が上位となっています。

こうした背景をふまえ、東京・南青山の人気ヘアサロン「AMATA(アマータ)」オーナーで、毛髪診断士指導講師でもある、ビューティ・プロデューサーの美香さんに、「夏枯れ髪」の原因と対策を教えてもらいました。

美香さんによると、夏は強い紫外線、汗、冷房の3つが髪へのダメージにつながりやすく、毛髪だけでなく頭皮にも悪影響を及ぼす可能性があるそうです。ダメージを悪化させないためには、どのようにしたらいいのでしょうか。

「まずは、保湿成分が配合されたシャンプーやトリートメントなどを使うことで、髪はもちろん頭皮まで保湿をすることも意識しましょう。また、髪を洗う際には、摩擦でキューティクルがはがれて水分が流出することのないように、しっかりと泡立ててやさしく洗うことが大切です。そして、洗髪後はキューティクルが開いている状態なのでタオルで余分な水分を取ったら、できるだけ早くドライヤーで乾かして、水分の蒸発を防ぎましょう。
また、ドライヤー選びも重要です。最近は、ただ乾かすだけでなく、風当たりのいいものや、頭皮に熱すぎない温度設定ができるもの、さらには、頭皮や毛髪の内側まで水分補給ができるものも登場しています。まるでトリートメントをしたかのように、髪の内部までうるおった仕上がりになるドライヤーは、髪に美しさという価値をもたらすギアともいえるでしょう。いつも使うドライヤーを見直すこともおすすめです」(美香さん)

ヘアケアはもちろんのこと、ドライヤー選びも重要であることが分かりました。これを受けて、同社は独自の微粒子イオン 「ナノイー」を搭載した「ナノケア」シリーズの利用を提案しています。

「ナノケア」シリーズはただ髪を乾かすだけではなく、ヘアケアまでできるドライヤーとして人気を博し、2023年3月には国内累計販売1,600万台を突破。最新のナノケア(ヘアードライヤー ナノケア EH-NA0J)では、髪への浸透性をさらに高めた「高浸透ナノイー」を採用し、従来のナノイーと比較して、水分発生量が18倍に増加しました。

これによって、乾かすだけで髪の内側まで水分補給をすることが可能に。高浸透ナノイーが髪に浸透することで髪の水分バランスを整え、キューティクルの引き締め効果がしっとりまとまる髪へと導きます。なお、2023年9月1日には、「ヘアードライヤー ナノケア EH-NA0J」から新色「ミストグレー」が発売になり、植物由来の塗料「バイオマスペイント」を使用するなど環境に配慮した製品となっています。

【「ヘアードライヤー ナノケア EH-NA0J」特設サイト】
https://panasonic.jp/hair/products/dryer/EH-NA0J.html

情報提供元: マガジンサミット
記事名:「 夏終わりに髪がパサパサ…約8割の女性が「夏枯れ髪」を経験!専門家が対策を指南