(YouTube:https://youtu.be/MviEPGWKEkc)

埼玉県深谷市における地域公共交通の自動運転技術の導入推進に向けて、同市にキャンパスを構える埼玉工業大学は自動運転で実績豊富な民間企業6社と協定し、産官学の連携組織「深谷自動運転実装コンソーシアム」を6月27日締結しました。自動運転バスに地域住人らを乗せる実証実験などに力を入れることを発表いたしました。

式では、深谷市長による調印式も行われ小島市長は「深谷市では、市内公共交通における運転手不足や運転手の高齢化といった問題が大変深刻化し、将来的な公共交通の維持・確保が重要な課題であると考えています。こうしたなか、地元大学である埼玉工業大学から、自動運転分野の専門技術を有する7つの事業者とコンソーシアムを結成し、『産学官連携』で地域公共交通への自動運転技術の導入をめざす取組みを推進することになりました。

コンソーシアムのパートナーと連携し、市内公共交通における『地産地消』の自動運転技術導入をめざすことで、今後の高齢化の進行や人口減少社会にしっかりと対応した、持続可能な公共交通の実現に向けて取り組んでいきます」と力を込めました。

埼玉工業大学学長 は、「本当にこの日を迎えて私としても嬉しく思ってます。これまでも工業大学として、地域貢献を先端技術を通してしていきたいと、そういう思いが非常に強かったものですから、このように締結式を迎えられたということは大変嬉しく思っております。」と喜びを表しました。

今後、自動運転レベル4の解禁への対応も視野に入れた、先進的な自動運転技術の導入を目指します。

情報提供元: マガジンサミット
記事名:「 自動運転バスに取り組み深谷市、『深谷自動運転実装コンソーシアム』の連携協定を締結