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写真)南フランスの太陽と爽やかな風…自然と街のやさしさをまるごと再現した結婚式場。写真は挨拶にたつアートディレクターのシャリーン・カールトン氏。
南フランスのプロヴァンス地方をコンセプトとしたウエディングを体験できる「ヴィラ・デ・マリアージュ」。今回のリブランディングでは、海外の食文化のスタイルを取り入れたガストロノミー・ウェディングをもとに、20年以上の経験に裏打ちされた同社のおもてなしの理念を、より柔軟に、お客様の希望にそってカスタマイズできる新しいサービスを提案しています。
ツアー開催に先駆け挨拶にたった「ヴィラ・デ・マリアージュ」を展開する「株式会社プリオレストラン&ウェディングス」の石見多恵取締役社長は、「挙式されるおふたり、ゲストの皆さま、そしてお手伝いさせていただく私たちも、その後の人生が豊かになるような絆と絆を紡ぐ、それが「ヴィラ・デ・マリアージュ」の結婚式。シャリーンの手掛けるクリエイティブと、スタッフ自ら南フランスなどに赴き出会ったワールドクラスのハイクオリティな商品やサービスとともに、ぜひ「ヴィラ・デ・マリアージュ」の結婚式を楽しんで欲しい」とし、コロナ禍を経てウェディングのありかたが多様化するなか、時代によって変化するもの、変化しないものの両方を大切にしていきたいと話しました。
写真)株式会社プリオレストラン&ウエディングス/株式会社プリオウエディングスT&Sの石見多恵取締役社長。
ガストロノミーとはフランス語で「美食」や「美食学」などを意味する言葉。ガストロノミーレストランとはその土地の気候風土が生んだ食材や習慣、伝統などにより育まれた食文化を、上質な素材やテクニックで提供できるレストランのことをさします。「ヴィラ・デ・マリアージュ」の料理は、食材や技術の高さや繊細さはもちろん、健康にも配慮しロカボを取り入れた内容。
さらにシャンパンは、プリオグループがシャンパーニュ地方の有名メゾン「CHAMPAGNE LEMAIRE(シャンパーニュ フェルナン・ルメール)」と独自に契約して作ったオリジナルブランドのシャンパン「ラ・ベル」を提供するこだわりぶりです。
シャリーン・カールトン氏と「ヴィラ・デ・マリアージュ」の縁は、氏の父親が20年間以上勤め上げたプリオグループのパティシエだったことから始まります。自身も日本で育った経験があり、パリでアクセサリーデザインを学んだ後、LVMHグループに入社。セリーヌ、デ・オール、ルイ・ヴィトンなどのアクセサリーデザイン・ディレクターを担当し16年間勤めあげました。
そんなシャリーン・カールトン氏のデザインしたウェディングドレスは、オリジナルブランド「MARTHE de VOGUE(マルス・デ・ヴォーグ)」で求めることができます。マルス・デ・ヴォーグとは、19世紀に女性のエンパワーメントを掲げ、プロヴァンスで活躍した貴族出身の政治家の名前に由来しており、自分らしく自立した女性像とファッションを連想させるネーミングです。
こだわりは、シャリーン・カールトン氏がデザインした幾種類のドレスを、それぞれパーツごとに組み合わせてカスタマイズしオリジナルドレスとして身に着けられること。花嫁の体型にあわせてつくられたスリープやインナーボレロと組みあわせればセミオーダードレスになる仕組みで、カスタマーゼーションとレンタルを組み合わせた新しいサービスです。カラーはミモザ、ジャスミン、オレンジ、ラベンダーなどプロヴァンスに咲く花の色から、また、ドレス名もプロヴァンスの地域の名前からインスピレーションをうけ命名されています。
そして、もうひとつのこだわりが新郎新婦のイニシャルを商品に入れ込むことができるサービス。シャリーン・カールトン氏が手掛けた3種類のデザイン(青のタッセル・ゴールド・動物)から選ぶことができ、ポーチやトートバッグといった布に刺繍をあしらうことも可能です。
現在「ヴィラ・デ・マリアージュ軽井澤」のポップアップストアでは、封筒やハガキなどのペーパーアイテムや、グラス、カップ&ソーサーなど、さまざまなオリジナル商品を販売しており、今後、新たな商品の開発ともに全店舗にてシャリーン氏デザインのプロダクトを展示していく予定だそう。また、オリジナルドレスブランド「MARTHE de VOGUE」は2023年12月以降にレンタル開始予定です。詳細は https://villasdesmariages.com/ まで。