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テクノロジー)を採用している骨伝導イヤホン「OpenRun Pro」の大迫傑限定パッケージが販売される。
ケニアで合宿中の大迫選手はオンラインでの出演となった。練習を終えたばかりという、大迫選手は「今までは耳にイヤホンを入れて音をシャットダウンする、もしくは自然の音を聞くかのどちらかだったんですけど、骨伝導イヤホンで音楽を聴きながら意外と外の音も楽しめるっていうのが新しい感覚だなと思いながら愛用させてもらっています」と、骨伝導イヤホンならではのメリットをアピールした。
加えて「東京都内を走ることも多いので、車の危険性だったり人や自転車との接触が耳を完全にふさいでしまうとリスクが高まるんですけど、骨伝導イヤホンによって耳をふさがず周りの状況を確認できることによって、そういったリスクが少なく安全に走れるっていうところに繋がります」とランニング中のリスク管理の大切さを説き、「森の中を走るにしても、都会を走るにしても今後一緒に走っていける存在だと思いました」と語った。
今年3月に開催される東京マラソンへの出場が決まっている大迫選手。ケニアでのトレーニングの手応えを聞かれると手短に「順調に出来てます」とだけ返答し、ケニアの環境も練習には適しているとのこと。
日本とは違うケニアでのトレーニングについて質問されると、「オープンイヤーということで自分のリズムも作りやすいです。足音によって自分のリズムを調整することもあるので非常に役に立っています。意外と小さな道でも後ろからバイクが来ることがあるので、そういう時にいち早く気づいて避ける準備ができるんですね。危険回避という点でも非常にケニアでも役立っています」と実体験を交えてコメント。
ランニング中の選曲について聞かれると「いろいろ聴きます。ラップの曲やアゲアゲの曲などを聴きます。静かな気持ちで走りたい時は、ヒーリングミュージックまではいかないですけど緩やかなテンポの曲を聴くこともありますね」と紹介し、ランニングにおすすめの曲については「今はいろんな音楽サイトで自分に合う曲がどれかっていうのを探せると思うので、その日の気分に合った曲をぜひみなさんに探してもらいたいです。僕にも教えてほしいです」と話したl
トレーニングの追い込みの時に聴く曲は決まっているのか、という質問には「追い込む時に緩やかな曲で落ち着かせることもありますし、自分をプッシュするような曲を聴くこともありますし、その時の自分に応じて曲を選ぶようにしてます」と返答。
リフレッシュ方法やケニアの環境について聞かれると「音楽を聴くのもそうですし、みなさんが思うほどケニアはそこまで過酷じゃなく、イテンという街はランナーが多いですし、練習しようっていう時にも一緒にしようっていう雰囲気があります。施設も含めて良い環境です」と、現在の環境について話した。ケニアではトラックも走るが、アップダウンの多い道を走ることも多く良いトレーニングになっているという。
音楽とランニングの関係ということで、テンポが速い音楽を聴くとペースが上がるような相関関係はあるか質問されると「間違いなく関係がありますね」と即答。「アップテンポの曲を聴くとどうしてもピッチが速くなることがあります。でも、それは良いことだと思っています。一番思うのは、今日は走りたくないなって思うことがたぶんあると思うんですよ。市民ランナーの方もそうですし、僕自身も今日体が重いし走るモチベーションが低いなって思う時があるんですけど、そういった時に音楽を聴くことで『やってやろう!』とか気持ちを奮い立たせて、ランニングし始める一歩を応援するような効果があるんじゃないかなと思います」と、ランニングにおける音楽のメリットを語った。