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また、日本では毎年のように台風や大雨による被害を受けており、各地で停電が起きる可能性が高くなりました。そのため増えているのが「通電火災」です。
通電火災は地震や水害が起きたその瞬間に起きるものではなく、
住民が避難した後の無人の建物から発生するため気付きにくいのが特徴です。
通電火災は通電が再開されてから発生するもので、出火の原因は電気ストーブやアイロンに可燃物が触れていた、電気コードが損傷、断線していた、水没した家電を使用したなど原因はさまざまです。
通電火災は災害発生時からタイムラグがあるため注意を怠らないようにしましょう。
水害では屋内配線や家電製品がダメージを受けることも多々あり、長時間経過してから突然出火することもあります。
・ブレーカー周辺(とくに水害後)
・大きな家具が転倒していた場所(電源コードの状態チェック)
・使用中だった電気ストーブやアイロン、こたつ周辺
日本では過去に多くの災害に見舞われてきました。とくに大規模地震のあとは通電火災が起こりやすくなっています。
ここでは過去に起きた大規模地震の後に実際にどのような通電火災が起きたかをまとめました。
◆阪神淡路大震災
1995年に発生した阪神淡路大震災では多くの家屋が火災(神戸市内157件)に見舞われました。そのうちの6割は通電火災であったと言われています。
1995年は古い耐震基準の建物が多く崩壊しやすいこと、
さらに建材が燃えやすかったことなどで火災による被害が拡大しました。
このとき起きた通電火災は真冬であったため電気ストーブやこたつなど暖房器具を原因とする火災、電源コードの破損、水槽などが転倒しヒーターが可燃物に着火するなどの原因で発生しています。
◆東日本大震災
東日本大震災で発生した火災は111件でしたが、そのうち5割が通電火災でした。
阪神淡路大震災でも指摘されていた通電火災ですが、東日本大震災でも発生していたのです。
原因は地震によって損傷した電源コードから出火、電気ストーブが通電しカーテンに引火、水槽用ヒーターが空焚きになって出火などが原因で起きています。
知らない間に発生してしまう通電火災を防ぐには、避難する前にブレーカーを落とす、家電製品の電源をコンセントから抜くといった防止策が有効です。
◆災害時に行うべきこと
災害時はあわてて避難するのではなく、避難前にブレーカーを落とせば漏電火災を防ぐことができます。
また、停電になったときは家電のコンセントを抜く、可燃物が電気ヒーターに接触していないことを確認するなどの行動が必要です。
さらに復電時はガス漏れがないこと、水に濡れた電化製品は使用しない、
煙が発生しているのを発見したらすぐに消防署に通報するなどの対応が必要です。
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2011年3月11日に起きた東日本大震災。
代表・都築は震災直後にボランティアとして駆けつけました。
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当時飲食店を経営していたため、ボランティアを継続的にできなかったことから、事業として何か貢献できないかと考え防災事業に参入することを決意しました。
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株式会社スマテン
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