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梶浦先生によると手洗い後に消毒液やアルコールを使用する場合は、石鹸で洗った後に、しっかりと“乾かす”ことが大切だそうです。濡れたままの手に手指消毒を施しても効果が落ちてしまうのです。
さあ、手を念入りに洗ったところでいよいよ料理開始。参加した子供たちは榎本さんの料理をする手元に興味津々です。榎本さんは「チーズは何種類使うんだっけ?」「発酵食品はどれ?」など、子供たちと会話しながらデモンストレーションを行います。
ココットをオーブンで焼いている合間は、発酵マイスターと抗菌博士が教える「菌クイズ」の時間。クイズ形式で菌について目から鱗の知識を得ることができたり、日ごろの疑問を解決できたりします。さあ、いくつ答えられるかな?
子供たちはとにかく真剣。パンやベーコンをハサミで切ったり、綿棒で叩いたり、卵と甘酒、味噌、チーズが入ったソースをかけたりと、工作のような工程があったのも集中して取り組める要素だったかもしれません。
『菌育!料理教室』を主催する「株式会社シナネンゼオミック」は、無機系抗菌剤の製造メーカー。これまでにも小学生を対象とした抗菌授業を開催していましたが、コロナ禍で菌に対する意識が高まっていることから「菌とウイルスの違いや、抗菌、除菌、殺菌の違いなどを知って、日ごろの生活に役立ててもらいたい」と、幼稚園や小学生(低学年)が親子で参加できる『菌育!料理教室』を開催。料理体験を通じて身近な菌について知るプログラムを考案したそうです。
参加した子供たちからは、「悪い菌ってどのくらいあるんですか?」「鉄が錆びるのは菌のせいですか?」「スポンジはどうしたら臭くなくなりますか?」「いい菌を食べるとどんな良いことがありますか?」など、菌に関する様々な質問が。また、「より良い乳酸菌の摂取のしかたや料理のコツ」などのアドバイスを求めるパパやママが多くみられました。菌のプロフェッショナル ・ 発酵マイスターと抗菌博士と学ぶ『菌育料理教室』は、次回2022年1月22日に開催されます。詳細は https://sinanenhdzeomicevent20220122.peatix.com にてご確認ください。