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70年代のテレビ番組で起こった恐ろしい放送事故をファウンド・フッテージスタイルで描く『悪魔と夜ふかし』が10月4日より公開。劇中番組の“喧嘩シーン”を切り取った本編映像が解禁されている。
「ナイト・オウルズ」はデヴィッド・ダストマルチャン演じるジャック・デルロイが司会を務める深夜番組。ライバル番組に勝てず人気が低迷していたが、ハロウィンシーズンの視聴率調査週間にあたる日、ジャックはオカルトショーの生放送で挽回を試みる。そしてテレビ史上初の“悪魔の生出演”というとんでもない企画を行ってしまうのだ。
解禁された映像は、司会のジャックと、ゲストの霊能力者・クリストゥ、元奇術師で超常現象懐疑論者のカーマイケル・ヘイグが並んでトークするシーン。クリストゥは前のコーナーで霊聴力を披露し、観客の“亡くなった息子”の話を言い当ててみせた。しかし、カーマイケルは「見事なパフォーマンスだがトリックがある」と指摘。ジョークを交えつつ「まぐれ当たり」「ウソつき」「イカサマ師」と厳しい言葉を浴びせる。言われ放題のクリストゥは「言いがかりだ!」と激昂、ついにはカーマイケルに飲み物を浴びせ、スタジオから退場してしまう……。
一部の世代には「日本のテレビでもこういう喧嘩あったなー」と懐かしくなってしまうこの映像。昔の深夜番組の雰囲気をリアルに作り上げた本作、そこからどんな恐ろしい展開を見せるのか、劇場でお確かめを。
『悪魔と夜ふかし』
10月4日(金)よりTOHOシネマズ日比谷ほかにて公開