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9年間活動を続けてきた名古屋発・アイドルグループ「MAG!C☆PRINCE」が3月16日(土)にNAGOYA JAMMINʻにてグループでの音楽活動休止前となるライブ『本気☆LIVE 2024~絶対☆アイシテル~』を開催。ライブ配信も実施します。
愛知・岐阜・三重3県オーディションから2015年3月に結成され、同年12月にメジャーデビューし、東海地区を拠点に活動するボーイズグループMAG!C☆PRINCE(マジックプリンス/通称 マジプリ)。2024年3月31日(日)をもってグループでの音楽活動を休止することを発表しました。
3月15日(金)に結成9周年を迎えた同グループにとって、翌3月16日(土)のライブはMAG!C☆PRINCEの活動として節目となり、チアーズ(ファン)や関係者の方々に感謝の気持ちを込めて公演を行います。
会場にはメンバーの想い入れのある衣装や写真の展示など、これまでの活動を振り返ることができる企画も!
また3月1日には、これまでライブでのみ披露していた楽曲が配信シングル『STAND UP TOGETHER』としてリリースされました。
メンバーの平野泰新さん、大城光さん、永田薫さんに、これまでの活動で印象に残っていることや、リリース楽曲へ込められた想い、ライブに向けての意気込みなど前向きなお話を伺いしました!
――9年間の活動を振り返って印象的なことは?
平野:やっぱり日本ガイシホール(2018)のライブです。初めて親が観に来てくれたライブでもあるんですよ。今まで仕事に関して何も言わないでいてくれた親が初めて親戚を引き連れてライブに来てくれて、あんなに大きい場所でできるのはすごいことだし、印象に残っていますね。セットもすごいし。
永田:せり上がるわ、炎はでるわ、城になってるし、すごかった(笑)。あれは本当に夢のような時間でした。
大城:外周も周れるようになっていてスタンドの人とも距離が近くて。たぶんあの経験があったおかげで頑張れていることもめちゃくちゃあって。あれは人生で大きな転機でした。
永田:初めてZepp Nagoyaでライブをしたことも記憶に残っていて。僕は結構昔のことを調べたりするんですよ。写真を振り返ったり、Wikipediaで調べたりするんですけど、1年目でもうZepp Nagoyaでライブをしているんです。2015年の12月にメジャービューして、2016年にはもうZepp Nagoyaでやってる、怖くないですか!?
平野・大城:すごい!
永田:あのときは、もちろん目の前のことを一生懸命やるしかないし、まだ10代でこの仕事のこともわからなくて、言われたことをやって突き進んできたんですけど、こうやって大人になっていざ振り返ってみると、自分たちって本当にすごい人生を歩んできたんだなと思いますし、1年目で大きい会場でライブをやって応援してくださる方がいたことを写真などで振り返ると、本当にすごいことをしていたんだなと思いますね。
今の自分だったもっと出来たのにな、とライブの映像とかを見て思ったりもします。
――当時の初心だからこその良さ、みたいな部分もあったと思いますよ。
永田:確かに、その一生懸命さが良かったと感じる人もいるかもしれないですね。
平野:今、初々しさがあったらそれは褒められているかわからないよね(笑)。
永田:あと、僕はミュージックビデオ(以下、MV)になかなか映っていない問題がありまして。
平野:ここにきて不満ですか(笑)?
永田:良い意味で思い出です(笑)。ずっとダンスの先生も一緒なんですけど、9枚シングルをリリースしていて、6枚目のシングル『Best My Friend』でMVの撮影でやっとダンスの先生に「ダンス上手くなったね」と言われました。それは覚えています。
平野:成長が垣間見えた瞬間や。
大城:MVにダンスが映ったのは、いつ頃なの?
永田:だから6枚目です。
平野・大城:(笑)。
大城:じゃあ先生の感想正しいよ(笑)。
永田:本当に4枚目、5枚目とか、ことごとく僕が画面に入らないように切られているんです。
平野:腕だけ映ってたりとかね。
大城:なんか立っているところだけ映ってたりして、手を上げようとした瞬間、別のメンバーに切り替わる。こんなやり方ある!?みたいな(笑)。すごい細かくやってくれてる(笑)。
平野:歌割りとかの関係もあってだと思うけどね!
永田:もう笑えてきます。
大城:こっちもイジっちゃうというか、面白くなってきちゃう。リーダー(平野さん)はダンスが上手くて、元々のメンバーも上手くて、その2人が並ぶときがあって。それで俺ら(大城&永田)が並ぶときが多くなって、俺も永田とペアで画角から切られているんですよ(笑)。それは俺も印象に残っています。「あれ!俺もいないじゃん! そっか、俺もそういえばこっち側(ダンスが上手くない側)だったんだ」と思って(笑)。
永田:慢心してたからだよ(笑)。
大城:そんなこともあったな~。今でも忘れないです。
――6枚目のMVは皆さんに見返してほしいですね。
平野:1枚目を見たあとに6枚目を見るのが良いかもしれないね!
大城:ダンスの映ったメンバーの回数とかカウント取ってみたい(笑)。
永田:本当に初期のダンス見るの恥ずかしいもん。今だったらもっと!って思う。
平野:それだけ成長したってことだよ。
大城:僕は、「こんな人達いるんだ!」とメンバーに出会った瞬間が印象的で。もう変な人達じゃないですか。
平野&永田:誰が言うてんねん!
大城:こんなに個性豊かで少数精鋭というか。名古屋でグループ活動できるとなったときに、当時はなかなかそういった少数精鋭の男の子のグループがいなかったんですよ。「こんなに何を言っても被らないこととかあるんだ」と思って。俺被るから変えるわ、みたいなことがない人達っているのか、とみんなの存在が印象的で、「こんな心強いメンバーいるんだな」と頑張れたこともいっぱいありました。
本当に爆発力みたいなものを出してくれて。薫は「特技がサッカーです」と言って、ボールを指先で回したんですよ。それバスケだろ!って。こんなやつが何で今までテレビ出てなかったんだろ、と思いますよ。めちゃくちゃ笑ったもんな。
平野:足使えよ!ハンドやないかい!言うて(笑)。
大城:革靴で来てたからおかしいなとは思ったんだよ(笑)。
永田:僕は学生時代もあまり人と喋ってこなかったので、最初は本当に人見知りがすごすぎて。どうやって喋ったらいんだろう?とか、ボケとかツッコミの概念すらわからないくらいだったんです。相手は冗談で言っているのに、僕は本気で捉えちゃったり。それをいろんな芸人さんやスタッフさん、メンバーと話し合ってわかってきて、受け入れるようになったのが変化の年でしたね。いつくらいのときだっけ?
大城:俺の感覚だと最近です(笑)。3か月前くらいのイベントで薫に冗談で言ったことがあったんですけど、「それはどっちですか?光くん本気で言ってる?」みたいなことがありました(笑)。そこから、「全部おふざけで、俺の場合は真面目なことはないからわかってやってくれ」と言った途端、覚醒しましたね。
永田:吸収力はあるんですよ。スポンジなので、吸収してと言われたら「OK!そっちかなるほど!」となる。
大城:でも、そうなるまでに9年かかりました(笑)。
――3月1日に配信シングルもリリースされました。各楽曲へ込められた想いを教えてください。
平野:3曲ともライブでは披露させてもらっていて、今回満を持してリリースという形になりました。『STAND UP TOGETHER』はコロナ前に作られた楽曲でリリースが延期されていたので、ようやく皆様のお手元に届けられます。
永田:『M.A.G.!.C』と『THANK』に関してはコロナ禍中に大城光が作詞作曲して作りました。『STAND UP TOGETHER』に関してはコロナ前に作られた曲なので、ポップで曲調も明るいですし、みんなで前を向いて頑張って行こう、という曲だったので、割と気持ちも明るかったというか、レコーディングしているときも「よし、ここから!」という気持ちで力強く歌っていました。3人で合わせて「together」とかガヤの声を出したり。
平野・大城:やった、やった(笑)!
永田:そうやって明るくレコーディングをした記憶があります。今この時期にリリースされて改めて聴いても、コロナ禍を通じて気持ちの浮き沈みがあった中で、しっかり刺さる歌詞にもなっていますし、良いタイミングでリリースをさせてもらえるなと思いました。
平野:『M.A.G.!.C』は、大城光が僕らの自己紹介ソングとして作ってくれた曲です。光はラップがすごく好きで、高校生の頃からリリックを書いたり、曲を作ったりしていて。グループとしては初めて光が作ってくれた、めちゃくちゃラップ曲になります。今まで僕らの楽曲でここまでラップが入った曲はなかったので僕らの中でも珍しい存在で、全員がラップをしているという、また違った一面が見られる曲になっています。
永田:マジプリの曲は光くんがラップをしている場面もあるんですけど、僕らがラップを歌っているのは珍しいよね。
平野:だからこの曲を聞けば、僕らのことが全部わかります! 身長、体重から何もかも!
大城:そんな歌詞書いた覚えないよ(笑)。
永田:特技とかでしょ(笑)。
平野:でも、それくらい僕らのことをすごくキレイに紹介している曲なので、僕らのことを知らない方は『M.A.G.!.C』を聴けば何でもわかるんじゃないかなと思いますね!
大城:『THANK』も僕が作詞作曲させてもらった曲です。2022年くらいだったので、ようやくライブなどの規制緩和があって、声こそ出せないけれどお客さんを入れて出来るライブで初披露しよう、となったときに、「何を今伝えるべきなのかな?」と声を出せなかったからこそ、歌で皆さんに僕らからの“ありがとう”を聴いてもらえたらいいな、と思って、ありがとうをテーマに作りました。
皆さんに対して“ありがとう”はもちろんですけど、僕らの中でもそれぞれに対して“ありがとう”と思う瞬間があって、赤裸々に今の等身大の“ありがとう”を入れようと作ったんですけど、これが良い曲で……。
永田:自画自賛(笑)。
大城:自分で作った割にはキャッチーなサビで。でも本当に毎回、こんな曲はもう次は作れないだろう、と思うくらい、過去の自分を褒めたいです(笑)。あのときに100点をちゃんと出せてる! 僕の成長は止まらないです。
平野:絶賛成長期(笑)。
大城:それで、実際にこのインタビューを2年後とかに振り返って読んだとしたら、きっとそのときはもっと良い曲を作っているはずです(笑)。
永田:更新されてると(笑)。
大城:僕は普段からそれぞれのメンバーをよく見ているというか、意識を向けることが多くて、色々なことを考えるうちに、みんなが出してくれるものですんなり歌詞が書けたので、『THANK』は「そういうこともあるな」とか、「私達の友達にも言えることだな」とか、みんなが当てはまることがあるんじゃなないかなと思います。
永田:めっちゃ良いよね。歌っていても泣きそうになるんですよ、良い曲すぎて。
――聴いていても、とてもエモい曲だなと感じます。
平野:あと、めちゃくちゃマジプリっぽいんですよ。
大城:俺そこ大事にしてるんです!
平野:マジプリっぽさにこだわって作ってくれたから、マジプリっぽさに彩られた楽曲なんですよね。
――こだわりのマジプリっぽさとは?
大城:僕らの曲ってサビを全員で歌う、というのがあって。その中で声がちゃんと聞き分けられるというのが最大の特徴だなと思っているので、敢えて3人の歌う場所を多くしたりとか、「マジプリといえばこの声だよな」と思ってほしいので、歌割りはめちゃくちゃ意識しました。そしてどんなデモを渡しても自分たち色に変えてくれるのはわかっているから、とりあえず投げられるので心強いですね。
歌詞も、「これ永田に向けてます」とか、「ここリーダーっぽさあるよ」とか、それを歌ってくれているときに、マジプリっぽいなと思ってもらえると思います。
永田:サビのキャッチーさとかもマジプリっぽいなと思いました。マジプリの曲はサビが絶対にキャッチーで覚えやすい、という印象がある中で、『THANK』のサビも手を振るようなイメージができるキャッチーさがある。
大城:だから、緊張しました。今までプロの方が作ってくださったマジプリの楽曲に並ぶものを作らないことには恥ずかしいじゃないですか。緊張はしたんですけど、僕が作るから意味があるものにしたいなと思ったので、例えば「アイシテル」という歌詞は『絶対☆アイシテル!』というデビューシングルがあるのでカタカナにしてみたり。ファンの皆さんが見たときに“マジプリっぽさ”を発見できる面白い曲かなと思います。
平野:曲の振り付けの中にもデビューシングルの振りを取り入れたり、色々あります。
永田:わかってる人いるかなぁ?
大城:このインタビューを通じてわかるよ!
平野:答え合わせをしてもらおう。
――3月16日のライブは9周年の集大成とグループ休止前の節目のイベントとなります。衣装の展示なども行われるんですよね?
平野:初の試みです。そういうのも含めて、僕らの軌跡を辿れるようなライブになったり、初めましての方だったり、途中から知ってくださったり、最初から応援してくださっている方にも楽しんでいただける素敵なライブにしたいなと思っております。
大城:本当に良い曲ばかりなので、なるべくライブは曲を多く歌いたいなと思っていたり、僕ら自身がマジプリの曲を好きで「これ神曲だよね!」とか、自分たちでセットリストを組んでいるので、そこを感じていただきたいです。
あと、本当に今後が終わりとかではないので、改めてこれを機に応援してほしいです。個々はもちろん、グループの存在自体は残っているので、見かけた際は応援してほしいし、もう一回僕らが戻るときは、同じように暖かく迎えてあの景色を見せていただけたらなという想いはありますね。
――解散ではなく、休止というのがいいですよね。
永田:そうですね、名前は残っているので。
大城:だから本当にグループが終わりじゃない、ということはちゃんと伝えたいです。
――前向きなライブということですね。
大城:楽しくやりたいです!
永田:僕らの気持ちとしては、どんより悲しいという感じではないです。
平野:「いや~、良かったな!ええグループや!最高やな!もう一回観たいな!」と言いながら帰ってくれると、僕らとしても狙い通り!という感じなので、楽しみたいです。
――ダンスなどのクオリティーも今が一番上がっていますものね!
永田:そうですよ!
大城:このインタビューを読んで来た人は、たぶんお前のこと見るぞ(笑)!
平野:お前の成長見られるよ(笑)。
大城:今だったらこんなこと出来るのに、って思ってることあるんでしょ?
永田:それはもちろんやるよ。
大城:何をやってくれるんだろうな、とちょっと俺も楽しみだよね。MVで映ってないところも見られるから(笑)。全部見えるもん。
平野:MVじゃ見られない! ライブでしか見られないもんね!?
永田:そこが生のライブの良さですよ。でも、見てもらっても大丈夫、ちゃんと自信ある!
平野:3月16日に休止前のライブということで、僕たちも今のMAG!C☆PRINCEをしっかりぶつけて、皆さんに素敵な思い出をプレゼントできるように頑張りたいなと想いますので、ぜひ楽しんでいただきたいと思います!
――楽しみにしています!
[撮影:周二郎]
「本気☆LIVE 2024~絶対☆アイシテル~」
☆2024年3月16日(土) 開催
1部 開場14:15 / 開演15:00
2部 開場17:45/ 開演18:30
会場:NAGOYA JAMMIN’ https://www.nagoya-jammin.com/
出演:MAG!C☆PRINCE
(平野泰新・大城光・永田薫)
3月16日(土)開催「本気☆LIVE 2024~絶対☆アイシテル~」の生配信が決定!
ぜひ生配信でもお楽しみください。会場と一緒に盛り上がりましょう♪
★生配信視聴チケット
【配信元】ローチケ(ZAIKO)
◆3月16日(水)
【生配信時間】
<1部>2024年3月16日(土)15:00~
<2部>2024年3月16日(土)18:30~
【販売期間】2024年3月13日(水)18:00~2024年3月23日(土)21:00
【視聴チケット販売先】
<1部・2部共通>
https://l-tike.com/concert/mevent/?mid=352701
【チケット料金】
<両部共に>3,000円(税込 / 各種手数料別途)
【視聴可能期間】2024年3月16日(土)各公演配信開始~2024年3月23日(土)23:59
※内容は変更になる場合がございますので予めご了承ください。
※本公演は延期・中止の場合以外、チケットの払い戻しは行いませんので予めご了承ください。
※途中から視聴された場合は、その時点からのライブ配信となり、生配信中は巻き戻しての再生はご利用いただけません。
配信Single 「STAND UP TOGETHER」
☆2024年3月1日(金)配信リリース
収録楽曲
M1:STAND UP TOGETHER
M2:M.A.G.!.C (作詞・作曲:大城光)
M3:THANK (作詞・作曲:大城光)
Artist:MAG!C☆PRINCE
(平野泰新・大城光・永田薫)