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マーベル・スタジオが新たに贈る劇場公開最新作『マーベルズ』が11月10日(金)に公開。主人公は『キャプテン・マーベル』(19)や「エンドゲーム」などに登場してきた、“アベンジャーズ最強のヒーロー”キャプテン・マーベル(キャロル・ダンヴァース)です。
本作には、そんなキャプテン・マーベルさえも苦戦する強大な敵ダー・ベンが襲来。“あらゆる惑星から水・空気・太陽を奪う”という壮大で邪悪すぎる野望を持つ彼女。これまでのMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)でも、彼女のように邪悪すぎる野望を持つことで、歴史に名を残してきたヴィランは数多い。そこで、これまでアベンジャーズらヒーローを苦しめてきたロキ、ウルトロン、サノスという名ヴィランをその“野望”とともに振り返ります。
地球のみならず様々な惑星を守ってきた“アベンジャーズ最強ヒーロー”のキャプテン・マーベルを“破壊者”と呼ぶほどに憎み、あらゆる惑星から水や空気、そして太陽を奪うことで全てを破壊しようという強烈で邪悪な野望を持つダー・ベン。手に入れた武器でキャプテン・マーベルのエネルギーを吸収し自分のものにすることができるなど、勝ち筋が見えないほどの強大なパワーを誇るダー・ベンは、予告編の中でもキャプテン・マーベルと互角に戦うだけでなく彼女を叩きつけ、力で圧倒しています。
そんな最凶ヴィランについて、監督のニア・ダコスタは「ダー・ベンは最高な悪役よ。演じているゾウイ・アシュトン本人は邪悪でもなければ宇宙帝国主義者でもないけれど、彼女はあのキャラクターに深みを与えている。邪悪な存在をとても楽しんで演じていたし、どんなことでも喜んでやったり試したりしていた」と自信を覗かせています。
ダー・ベンのように“邪悪すぎる野望”を持つヴィランは過去のMCU 作品にも登場し、今もなお観る者に強烈な印象を残しています。現在は“愛されヴィラン”として親しまれているロキ。MCU 初期では、手が付けられないほど悪事を行うヴィランとして周囲を振り回した。初登場の『マイティ・ソー』(11)では故郷アスガルドの王座を狙い、兄であるソーですら容赦なく襲う邪悪ぶりを発揮。そして『アベンジャーズ』(12)ではNY の街を破壊するなど悪の限りを尽くし地球征服という野望を目論み。ありとあらゆる嘘や裏切りでアベンジャーズを振り回し、姑息な戦略で人々を恐怖に陥れ、人類史上最大の危機を招く恐怖のヴィランとして猛威を振るいました。
『アベンジャーズ』(c) 2023 Marvel
ディズニープラスにて独占配信中
『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』(15)でアベンジャーズを苦しめたのが人工知能ウルトロン。アイアンマンことトニー・スタークと、ハルクことブルース・バナーによって誕生時に与えられた“平和をもたらす”という指示に従おうとした結果、“アベンジャーズを壊滅させて人類を滅せば、環境破壊も戦争も起こらない”という極論に至ります。その後はその邪悪な野望を掲げ、様々な武器が内蔵された強靭なボディと、どんなネットワークにも侵入できる知性で世界を滅亡の危機へと追いやりました。
『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』(c) 2023 Marvel
ディズニープラスにて独占配信中
『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』(18)や「エンドゲーム」で猛威を振るったサノスは、アベンジャーズが束になっても敵わないほど最強で最悪のヴィラン。人口増加で資源が枯渇した故郷の星が、資源を巡って勃発した争いによって滅びたという過去を持つ。そしてその野望は、全宇宙の生命の半分を消し去ることで世界の均衡を保つ、という恐ろしく独善的なもの。「インフィニティ・ウォー」では見事その野望を叶え、世界を窮地へ追い込みました。
『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』(c) 2023 Marvel
ディズニープラスにて独占配信中
ロキ、ウルトロン、サノス…邪悪な野望を持つ彼らのように、ダー・ベンもMCU の歴史に名を残す名ヴィランになるに違いありません。過去最大級の危機が迫る中、アベンジャーズの面々からチームプレーが出来ていないことにやんわりと苦言を呈されていた”アベンジャーズ最強ヒーロー”は、世界を救うことはできるのか…!?『マーベルズ』は11 月10 日(金)日米同時公開!
(c)2023 Marvel