パナソニックがゲーミングネックスピーカーのワイヤレスモデルを11月発売へ 音圧をアップし低遅延とボイスチャット性能の向上を実現

パナソニックは9月12日、ゲーミングネックスピーカーのワイヤレスモデル「SC-GNW10」を11月17日に発売することを発表しました。有線タイプの前モデル「SC-GN01」と比べて音圧をアップしている他、低遅延とボイスチャット性能の向上を実現しています。

首にかけて使用し、4基のスピーカーにより臨場感のあるサウンドが楽しめるゲーミングネックスピーカー。ヘッドホンのように耳をふさがないので、長時間快適にゲームがプレイできるのが特徴で、ワイヤレスにすることでさらに快適性が向上しました。

低音と音量を共に強化

前モデルでは34mm径で定格1W出力だったスピーカーは、38mm径で定格3W出力に強化。2900mAhの大容量バッテリーの搭載により、中低域を中心に音圧アップを実現している他、音量も強化されています。

サウンドは前モデル同様、「RPGモード」「FPSモード」「Voiceモード」の3種類のゲームモードの他、「Cinema」「Music」「Stereo」モードが利用できます。PC用アプリケーションにより3種類のプリセットを独自に作成できるカスタマイズ機能にも対応。

専用無線で低遅延

通信ユニットをゲーム機やPCにUSBケーブルで接続し、通信ユニットとネックスピーカーが2.4GHz帯の専用無線で接続します。Bluetooth接続のような遅延が発生しないのが特徴。

通信ユニットとUSB接続することから、ゲーム機からの音声は2chになりますが、スピーカーからの再生時には音響分析と高性能DSPを用いて4chのサラウンドを再現。音の定位感を向上しています。

ボイスチャットを快適に

本体に2基のマイクを搭載。ゲーム音をカットして声だけを相手に伝えることで円滑なボイスチャットを実現します。高性能のマイクチップ採用により、騒音の中でも人の声だけを識別してクリアに声を届けることが可能。

左右にマイクを搭載するので、ゲーム中に顔の向きを変えても声を届けやすい点も特徴です。

装着感と操作性を向上

ネックバンド部は柔らかいエラストマー素材を採用。体に接する個所には突起を設けることで、僧帽筋や鎖骨に当たりにくい形状にして快適な装着感を実現しています。

本体の操作ボタンを左側に集約。音量調節は前モデルのボタンからホイールタイプに変更し、操作性を向上しています。

SC-GNW10の価格はオープン。想定価格は3万7000円前後です。