早いもので、本年も残すところわずかとなりました。今年は3年ぶりに行動制限のない年末年始ということで、感染対策を徹底しつつ久々にリアルでの忘年会を楽しんだ人も多いと思います。

ガジェット通信では昨年に続いてオンライン忘年会を開催しました。予算は食品値上げの波を反映し、昨年から500円アップ。上限3500円で各自飲み会セットを準備してもらったところ、今年も個性が分かれて面白かったので紹介します。

昨年「黒龍 いっちょらい」に予算を全額投じた宮原編集主幹は、今年もお酒に全振り! 予算アップで買えた天狗舞「山廃純米大吟醸」(3300円)で時間無制限一本勝負に挑んでいました。天狗舞独自の山廃酒母造りで醸された純米大吟醸酒は熟成によるお酒の色が目にも美しく、魚料理や肉料理、鍋や洋食など様々な料理に合わせてみたくなるところですが……ある意味いさぎよい!

私よしだは、ノジーマ記者の記事を読んで気になっていたUCHU BREWING(うちゅうブルーイング)のクラフトビールを、幸運にも近くの酒屋で見つけることができたのでゲット。近所にあったら勝ち組と言われる鮮魚専門チェーン「角上魚類」で購入した、まぐろ尽くし刺身(中トロ、ほほ、頭肉)と角上名物の海幸漬を組み合わせ、普段だと手を伸ばすのに躊躇してしまうプチ贅沢コンボを決めちゃいました。「1グループ1本まで」の文字に喜び勇んで買ったうちゅうブルーイングはもちろん美味しかったものの、刺身は天狗舞と合わせてみたかった……!

https://twitter.com/getnewsfeed/status/1602959345443958784

うちゅうブルーイングの魅力を教えてくれたノジーマ記者は、またまたオシャレでかわいらしいパッケージのクラフトビールをラインアップ。フルーツスムージー系のクラフトビールにハマっているそうで、天草ソナービールの「パティスリーにゃんころ」がとんでもなくうまかったと大絶賛。出先の池袋で購入したという開楽のジャンボ餃子と合わせて、ベスト16の壁を超える“新たな景色”も夢じゃないバランスの良いスカッドを構成していました。さすがです。

https://twitter.com/aochins8/status/1605179715345477632

同じく興味深いビールを持参したのが藤本記者。サッポロ「HOPPIN’GARAGE RAP & BEER」は、ラップグループP.O.P(ピーオーピー)を率いる、ビールが大好きな双子ラッパーの上鈴木兄弟が企画したビール。P.O.Pが書き下ろした新作ラップ「RAP &BEER!!!」を、ビール製造の発酵過程の酵母に聴かせたという、ユーモアあふれる一本です。ピザハットのおひとりさまピザセット「MY BOX」もサイズ感がちょうど良くてグッド。

一方で、サイズ感を完全に間違えてしまったのが、今回の飲み会で一番の問題作と言えるオサダ記者の「チキンマックナゲット」。30個950円のキャンペーンに遭遇し、興奮そのままに3セット(15個×6箱)90個のチキンマックナゲットを爆買い。残り785円で、イオンリカーのコスパ最強発泡酒「バーリアル」6本と、スーパーで購入したピーマンを添え物に。山盛りのナゲットを前にして、5個くらい食べたあたりで早々に「お腹いっぱい」発言が飛び出していました。なぜ食べきれると思った?

同じくボリューム重視のすがふじ記者は、ハイカロリーなコンビニ飯を片っ端からライアンアップ。価格あたりのカロリーを計算したらぶっちぎりでナンバーワン間違いなしです。「最近ジム通いして食事制限もしてきたので、今回の忘年会で全てチャラにできたらと思います。本年もお疲れ様でした! 来年もよろしくお願いします!」とのこと。有馬記念にその年の儲けを全額ぶっこむ勝負師みたい。

「OLとおじさんが共存してしまった」と申し開きをしていたMOCA記者は、なぜか2日間に分けてドン・キホーテを訪問。1日目は深谷ネギラー油に38円の豆腐、椎茸のおつまみを購入し、次の日は人格が変わったかのように生ハムとメロン、テリーヌをチョイス。「その日の疲労度により、食の好みが変わるのかもしれません」などとハイブリッドの理由を供述しており、ビールは動物のラベルで揃えているあたりに何かの潜在意識を分析できそうな予感も。

「渋谷スクランブルスクエアで豪遊したい!」と張り切っていたerini記者は、デパ地下サラダとチキンのデリBOX豪華セットを購入。すると、サラダだけでうっかり予算ギリギリになってしまい、一緒に買おうと思っていた牛肉弁当を断念せざるを得ない大誤算。やむなくサラダデリディナーになり、無念の表情を浮かべていました。ガジェ通メンバー、みんな買い物ヘタ過ぎないか?(笑)ドリンクは三陸ビールのクラフトビール「週末のうみねこ」をセレクト。今年はクラフトビールを持ち寄るメンバーが多く、思いがけず情報交換会の体を成して楽しかったです。

non記者は、近くの串揚げ屋さんの串揚げセットと、お惣菜の里芋煮。そして、スーパーで手軽に200円くらいで買える“うに”として、濃厚でお酒のつまみにオススメの相模屋「うにのようなビヨンドとうふ」をチョイス。見た目だけで選ぶお酒のお供という意味では優勝かもしれません。茶色は正義!

新年会はリアルでの開催を画策しつつ、オンラインもこれはこれで違った楽しさがあるなと改めて思った次第です。気になるお酒やおつまみがあれば是非参考にしてみてくださいね。それでは、よいお年をお迎えください!

情報提供元: ガジェット通信
記事名:「 ガジェ通オンライン忘年会2022:各自3500円縛りでイイ感じの飲み会セットを用意してみた