プリキュアシリーズの劇場版最新作、『映画デリシャスパーティ♡プリキュア 夢みる♡お子さまランチ!』が現在大ヒット公開中です。おいしーなタウンに「お子さまランチのテーマパーク<ドリーミア>」が突如現れたことで巻き起こる、プリキュアたちの物語を描いた劇場版。その期待の本作について、和実ゆい/キュアプレシャス役の菱川花菜さん、芙羽ここね/キュアスパイシー役の清水理沙さん、華満らん/キュアヤムヤム役の井口裕香さん、菓彩あまね/キュアフィナーレ役の茅野愛衣さんにインタビュー。さまざまうかがいました!

■公式サイト:https://2022.precure-movie.com/ [リンク]

●ファン待望の映画ですが、個人的な注目ポイントはどこでしょうか?

菱川:いつもの楽しいゆいちゃんたちが出てくるので、いつもどおり楽しく観ていただければと思います。わたしも全力を出したので、完成した映画がすごく楽しみです!

茅野:キュアフィナーレとしては、3人を抱えるシーンがあるのですが、3人を抱えているのだけれども「重い感じにしなくても大丈夫!」というディレクションだったので、軽々と3人を持ち上げているシーンはぜひ観てほしいですね。そこが見どころです(笑)!

井口:全体的には、今回登場する<ドリーミア>の園長、ケットシーを中心に巻き起きる映画ならではのお話ですよね。子どもはもちろん、大人も楽しめて、大人のほうがいろいろ考えちゃうストーリーに注目です!

清水:ケットシーとプレシャスとコメコメの3人でのシーンがあるのですが、プレシャスがとてもいいことを言うんです。わたしは台本をいただいた時に感動して涙が出たほどで、楽しさもあれば切ないシーンもあり、みんなひとりじゃないよというメッセージも込められていて、本当にいい映画だなと思いました。たくさんの方々に観ていただきたいです。

●みなさんそれぞれ、今回演じるうえで大切にしたことは何ですか?

菱川:ゆいちゃんはいっぱいはしゃぐシーンと、落ち込んでしまうシーンがあるので、その緩急をつけることは意識しました。今まで「ゆいちゃんならこう考えるだろう」という意識をしてテレビアニメには臨んでいたのですが、映画は「ゆいちゃんってこんなことも言うんだ」っていう、イメージが変わるようなシーンもあったので、自分の言葉を和実ゆいとしてどう丁寧に出していけるか悩み、細かく考えながら演じました。

井口:物語の中で夢みるお子さまランチで明るく楽しいところはキュアヤムヤムの得意なところでもあり、導入から「みんなで一緒に楽しもうよ!」という点は意識しました。物語の鍵となる映画オリジナルキャラクターのケットシーとの心の対話は今回、ゆいちゃんが担当してくれているので、わたしはいかにそこを支えられるかというところも意識しながら、あとはアクションもかっこいいので、いかに画に負けずにかっこよく声を当てられるかが大事でしたね。映画ならではの新技もあるので、キュアヤムヤムらしく頑張りました。

茅野:キュアフィナーレは華麗で落ち着いていて、子どもたちから観てもかっこいいと思ってもらえるキャラクターだと思うので、とにかくキュアフィナーレらしくということを心に留めながら演じていたのですが、今回はあまねちゃんとしてテーマパークで遊んでいるシーンも多くて、「こういう表情もあるのか!」と意外なところもあり、あまねちゃんらしさも崩さないようにしながら、彼女らしくはしゃぐというところも意識しました。普段は表現が大きくはないので、内から伝わるものがあればいいなとも思っています。

清水:今回の映画には、ここねらしさ、キュアスパイシーらしさがつまっているシーンもあり、そこを一生懸命演じながらも、今回はバトルシーンも多いんですよね。4人で力を合わせながら、みんなで共闘するシーンも多いんです。みんなが見ている方向が一緒じゃないと「絶対に勝てない!」という意識を強く持って収録に挑みました。

●今回の映画では、花江夏樹さん演じるケットシーの人気が出そうですが、その印象や花江さんの印象はいかがですか?

菱川:わたしは花江さんと一緒に収録したのですが、小さい頃のケットシーとゆいちゃんのシーンでとても苦戦しました。何回も録り直しをしてしまったので花江さんに「子どもの頃の声はどうやって出すのですか?」と聞いたら、「僕は幼稚園の頃を思い出しています。冗談です(笑)!」と言われて。結局、教えてもらえなかったので、次にお会いする時は子どもの頃のお芝居の仕方を教えてもらいます(笑)。

清水:イラストを最初に見た時、かわいらしいキャラクターが登場するんだなと思いました。4人でアフレコをしていた時にイヤホンから花江さんの声が聞こえてきて、その熱量がすごかったんです。突き動かされるようなエネルギーを感じて、わたしも早く映画を観たいなと思いました。本当に素敵なキャラクターだと思います。

井口:かわいいですよね。もふもふで大きくて、思わず抱きしめたくなるような、子どもたちが絶対好きになるキャラクターです。大人でも家に大きなケットシーのぬいぐるみがあったらいいなと思う見た目なのですが、花江さんが声を担当するということで、ただかわいいだけでなく、演技力が必要なキャラクターだと思いました。

茅野:映画を観終わった後、絶対子どもたちが好きになるキャラクターだとわたしも思うんです。ぬいぐるみがあったら買いたい、家にほしいですよね(笑)。台本を読み、実際に収録していて、本当に愛おしく感じられるキャラクターだと思ったので、お話を追って行くとさらに愛おしい存在になると思いました。楽しみにしていただけたらと思います!

●今回はコメコメの夢が題材でもありますが、最後にみなさんの夢をうかがってもよいでしょうか?

清水:スケールの大きい舞台になるのですが、自分だけでなくまわりの人が幸せになるような行動をしたいですね。ドキュメンタリー番組をよく観ていてボランティアの方などを観ていると、実際に行動したくなってくるんです。番組作りにも挑戦したいと思うこともあります。

井口:わたしは菓彩あまねの兄大好き過激派なので(笑)、「ゆあん」と「みつき」のアクスタを作ってほしいです。特におっとりしている「みつき」。これがわたしの夢です(笑)。

茅野:プリキュアの私服版のアパレルを作ってほしいんです。みんな私服がすごくかわいい。子どもたちもおしゃれに目覚める歳ですし、もしもアパレルでプリキュアとおそろいの服を買いに行けるお店があったら絶対いいと思うんです。これは声を大にして言い続けたいです(笑)。

菱川:わたしはみなさんみたいな声優になりたいです!まだ自分のことしか考えられなかったりするのですが、みなさんやほかの先輩方は誰かのために支えたり、気遣ったりしていますよね。なので早く大人になりたいと思いつつ、でもこの映画では焦って大人にならなくてもいいと教えてくれてもいるので、大人も子どもも関係ないという教えだと理解して、自分以外も支えられる役者になりたいです!

●今日はありがとうございました!

■ストーリー
あたし、和実ゆい!食べるの大好き中学2年生!
あたしたちの住むおいしーなタウンに、「お子さまランチのテーマパーク<ドリーミア>」が突然現れたんだ!
あそび放題、たべ放題なんだって!わあー!はらペコった~!みんなで行ってみよー!♪
デリシャスマイル~!なアトラクションがたくさん♡
コメコメたちは、園長のケットシーさんにお子さまランチをごちそうしてもらったみたい。
みんなで楽しくあそんでいたんだけど…、ええ!?大変!!マリちゃんがぬいぐるみになっちゃった!?
<ドリーミア>にはなにかヒミツがあるの…!?
お子さまランチみたいに、想いをあつめたらコメコメが奇跡を起こしちゃう!?

大ヒット公開中
(C) 2022 映画デリシャスパーティ♡プリキュア製作委員会

TVアニメ「デリシャスパーティ♡プリキュア」
毎週(日)朝8時半 ABCテレビ・テレビ朝日系列にて放送中

毎週日曜朝8時30分~(ABCテレビ・テレビ朝日系列にて)放送中の「プリキュア」シリーズ19作品目「デリシャスパーティ♡プリキュア」は「ごはん」をモチーフに、「ありがとうの気持ち」と「シェアする喜び」がテーマとなっています。世界中のおいしいお料理が集うステキな街・おいしーなタウンを舞台に、みんなの「おいしい笑顔」を守るべくプリキュアが活躍します。

(執筆者: ときたたかし)

情報提供元: ガジェット通信
記事名:「 大ヒット公開中『映画デリシャスパーティ♡プリキュア 夢みる♡お子さまランチ!』菱川花菜・清水理沙・井口裕香・茅野愛衣が映画シリーズ最新作を語る!