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先日私用で大阪に行ってきました。大阪に行くのはだいたい4年ぶりだったのですが、街に活気があってとてもいいですね。ブラブラと歩いているだけでも元気をもらえるような感覚がありました。
そんな大阪はかつて“天下の台所”とも呼ばれた食の街。たこ焼き、串カツ、どて焼き、ねぎ焼き、イカ焼き、てっちり鍋などなど、ご当地グルメをあげたらキリがないのですが、個人的には牛丼チェーンの松屋でぶっかけうどんを食べるのも楽しみのひとつだったりするんですね。
大阪をはじめ西日本在住の人たちは「何を当たり前のこと言ってるの」と思うかもしれませんが、実は松屋では西日本の一部店舗限定でうどんを販売しているんですね。逆にいえば、西日本の人たちが東日本の松屋に来たらうどんがなくてショックを受けるのかも。
この日は「ぶっかけうどん牛めし小盛セット」(580円)をオーダー。もちろん単品でもいいですし、大根おろしや温泉たまごをトッピングするのも最高なんですが、このセットこそが松屋うどんの究極系かなと思ってます。
まず麺はつるんとした喉越しが最高。おそらく設備的に簡単に茹でられる麺を使っているはずなのですが、しっかりと弾力もあり、それをキンキンに冷やして提供してくれるので食べていて気持ちがいい。夏に食べるのに最高なうどんなんですよね。
つゆはいい意味で関西風でも関東風とも言い切れない、だしと醤油の美味しさを両取りした絶妙なバランス。これまたしっかり冷えているんで、麺の美味しさをバッチリ引き立ててくれています。
そしてある程度食べ進めたら、セットにつけた牛めし小盛のアタマをちょっとだけうどんに移籍させて肉うどんにしてあげるのが至高。究極。完璧すぎるプロセス。
松屋の甘じょっぱく煮込まれた牛肉と、さっぱりとしたうどんが融合して旨味爆発。これがシンプルながら最高にうまいんだ!
なんでこれを全国で展開してくれないんだろうなあ、なんて思っていたんですが、なんとあろうことか現在販売店舗を順次縮小していて、最終的には完全に販売終了となってしまう予定とのこと。そんな~!
どうせ牛丼チェーンのうどんだからとナメてたらもったいない、何度も食べたくなるうどんです。いずれ復活してくれることを期待したいですね。食べてみたいという方はぜひお早めに!
(執筆者: ノジーマ)